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「モテる女性には〇〇がある!」🌹バチェロレッテ3所感

真実の愛とは
永遠に自分を大きくしていく体験である
ちょっと人を好きになることではない

M・スコット・ペック(精神科医)



 
アマプラの『バチェロレッテ3』
を視聴しました。
 
ひとりのハイスペックな男性を
女性たちが奪い合う『バチェラーシリーズ』

『バチェロレッテ』はその男女逆転版です。
 
つまり
高嶺の花の女性ひとりに対して
男性たちが懸命に自身をアピールしつつ

ライバルたちとぶつかり合いながら
最後のひとりに選ばれることを目指す。
 
はずだったのですが…
 
今回のシーズン3は
前代未聞の展開となりました。
 
なんと

自らリタイアを選ぶ
男性が続出したんです。

話が進んでも
男性陣がバチェロレッテのことを
なかなか好きにならず

観ていて胸が痛くなるほどでした。
 
男性同士の激しい争奪戦や
キュンキュンする場面を期待した人には

なんとも味気ない内容だったかもしれません。
  
『バチェロレッテ3』はなぜ
辞退者が続出する波乱の展開となったのか

独断と偏見でまとめてみました。
 (完全に個人的見解ですのであしからず)

ハイスペックな男性たち

 
今回の男性陣はシーズン1・2と比べて
粒揃いで明らかにレベルが高かった。
 
内科医、歯科医、獣医、実業家、経営者など
その職業だけでなく

内面的にも聡明で優しく
スマートなイケメンが多かったと思います。
 
彼らの多くはこれに参加しなくても
ある程度モテてきただろうし

女性を見る目も肥えているはず。

ハイスペックな彼らからすると
バチェロッテに“格上感”はなく
もはや対等な関係だったことも大きい。
 
一般的に、男というのは
まず外見から瞬発的に判断する傾向がある。
 
この点、バチェロレッテの武井亜樹さんは
アジアンビューティーな感じではあるものの

男ウケする“モテ女”
とは言い難かった。
 
ホスト役の坂東さんが
「皆さん、テンション低めですか?」
と序盤に声をかけるほど

過去シリーズと違って
男性陣が落ち着いていたことは
これと無関係ではないだろう。
 
この点、モテオーラ全開だった
シーズン2の尾崎美紀さんとは
大きく異なります。
 
そういえば
『バチェラー5』のバスケット選手
長谷川恵一さんは

ハイスペック男子でないことを
自身でわきまえていて
 
「まずは僕のことを
 好きになってもらうことが大事」
と積極的に仕掛けていました。

そこまでする必要があるかは別として

武井亜樹さんにも
この謙虚さしたたかさがあったなら
違う展開になったかもしれない。

 


モテる女性には〇〇がある!


 
今回のヒロインは東大卒の元官僚
武井亜樹さん(27歳)。
 
その学歴・キャリアゆえなのか
初見から自信と芯の強さを感じさせる
女性でした。
 
15名の男性ひとりずつとの
初対面シーンで

緊張を表明する男性もいる中
彼女は「まったく緊張しない」
と言い切ります。
 
ひとりの男性から手土産を
スプーンであ~んされても
「自分で食べます」
とスプーンを取って食べます。
 
その後も
誰ひとりと手をつなぐこともなく
(記憶違いだったらゴメンナサイ)

しっかり自身の
パーソナルスペースを守る女性でした。
 
そのうえ、参加男性のある発言を
「普通の人」と言われたと曲解したり

その不満を他の男性に話したり
唐突に英語で語り始めたり

なんとなく距離感を詰めていきづらい
バリアを感じさせるんですよね。
 
このままだと男ウケ悪いだろうなぁ
と思っていたら

案の定いつになっても
恋愛モードになる男性が現れないし
ついには辞退者が出てくる始末。
 
「早く(男性陣の)誰かを
 その気にさせてくれ~」

と、途中から心配しながら観ていましたが
結局終盤まで淡々と進んでいきました。

「高学歴の女性はモテない」
と安易な評価をする人もいるようですが
それはあまり関係がないと思います。
 
男性陣がその気にならなかったのは
彼女にモテる女性がもっている2つの要素
がなかったことが原因かもしれません。
 
それは「愛嬌」と「隙」です。
 
・話しかけやすい雰囲気がある
・よく笑う
・守りたくなる(と感じさせる)
・適度にリードさせる
・天然なところがある
・甘え上手

 
このような愛嬌と隙がある子って
容姿が特別キレイじゃなくても男にモテます。

武井亜樹さんに対しては
中盤以降になっても
敬語で話す男性が複数いました。
 
彼女の男性との距離の取り方を見る限り
恋愛経験・男性経験が少ない女性なのかな
と感じます。

もちろん彼女には魅力もある。

ナチュラルな柔らかさだったり
素直で気持ちが表情に出やすいところだったり

男性に媚を売らない
飾らないところも素敵です。
 
ただ、彼女は自分のペースで
ゆっくり時間をかけていくタイプなので

そもそも1ヶ月という短期間
恋だの愛だのを見つけること自体に
無理がありました。
 
非日常空間での恋愛模様を楽しんでもらう」
ことが企画趣旨だとしたら

ヒロインにはモテてもらわないと
成り立たない。

出るからにはバチェロレッテ側にも
“選ばれる努力”が求められるんです。

通常の恋愛なら
ありのままの自分でもいいのですが

もう少し男性陣の気を引くような
“演じる”側面があってもよかったのでは
と思ってしまう。

その意味で3代目バチェロレッテに
彼女を立てたのは人選ミスだったかな
と個人的には思います。
 
まぁ、ある意味で
恋愛“リアリティ”ショーでしたけどね。

それにしても、亜樹さん
かなりしんどかったと思います。

ただでさえ孤独で過酷な旅です。
無事に完走されたことに敬意を表します。
本当にお疲れさまでした。


 
 

高杉流の楽しみ方


 
今回のバチェロレッテが
盛り上がりに欠けた理由は
制作サイドの問題もあったと思います。
 
予算上の制約なんですかね…

これまでと違ってゴージャスで
非日常感のあるデートが少なかった。

グループデートも
ただ座って絵を描いたり、詩を書いたり
終盤に田植えしたり、とかね。
 
もっと互いの自己開示を後押し
するようなデートとか会話とか

恋愛スイッチを押せるようなデート
などの演出があれば

もう少し盛り上がったかもしれませんね。
 
もっとも、ぼくの楽しみ方は
そこが重要なポイントではありません。

ぼくはいつも全キャストの
一言一句をちゃんと聞きながら

「自分がこの場にいたら、何を話すかな」
ということを真面目に考えながら観ています。
 
短い時間で何を聞けば相手の本質がわかるか
何を話せば自分に興味や好意をもってもらえるか

どんな言葉を相手が欲しがっているか
この表情や反応から、どんな感情が読み取れるか

などを、頭をフル回転させながら
観ています。
 
本気でやると、けっこう疲れますが
答え合わせもできるし、気づきもあるし
かなり楽しめます。
 
ちなみに、ぼく的に今回の一番の見どころは
2on1デートをめぐる男性陣の熱い議論でした。

個人的な推しメンだった
北森さんと山本さんの2人が
立候補したこともあります(笑)

男性陣の友情や人柄が垣間見えて
面白かったです。
 
とにかく今回は未だかつてないほど
男性陣のスペックが高過ぎました。

バチェラーでも遜色ない人が
複数いましたからね。

北森さんのバチェラーが観てみたいな~





最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

今回はイチ視聴者の感想を
ざっくばらんに書きました。

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