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NY8泊10日の旅行記 #事前準備と注意点

旅行本編を書く前に前回のプロローグで書いた通り、海外旅行がほぼ初心者レベル且つ初めてアメリカに上陸する私が下調べをしてみて分かったことや知っていて得をしたこと等を初心者による初心者の為の事前準備と注意点として書いていく。

航空券は迷ったらすぐ予約

最初に旅行を決意したのは去年10月頃だった。しかし諸々のタイミングを失い、Skyscannerやトラベルコといった比較サイトで毎日上下する航空券の値段に一喜一憂する日々を送っていた。2ヶ月も燻っていたおかげ(?)で狙っていた激安航空券はなくなり、出発予定の1ヶ月前に迫ってきてもう引き伸ばすのはやめよう……と2023年12月16日にようやくHISで予約完了。(遅すぎて自分でも引いている)
狙っていた航空券は15万円代だったので約3万円の誤差になる。この経験をして思ったことは当たり前だけど、迷ったらすぐに予約をすることをおすすめする。もう少し待てばもっと安くなるかな?などと迷うのは今すぐやめてさぁ予約!!
またANAといった日系航空会社も国際線のタイムセールを利用すれば、かなり安く航空券をゲットすることが出来る。マイルも溜まるし良いね。毎月10日〜15日前後に開催されているのでチェックするのもお忘れなく。

実際の旅費

遅めの出発で現地到着もそこまで遅すぎない時間が良かったので、ユナイテッド航空NRT 17:40→EWR 16:15の便を予約した。

友達宅に宿泊する為航空券のみの代金(ありがたい)

いつかあの時は高かったねーなんて笑い飛ばせる日がくる事を切に願う。(円安いい加減にしてくれ)

ESTA申請は公式サイトから

航空券を無事にゲットしたら次に準備すべきは、アメリカへ渡航する際に絶対に必要となるESTAだ。

ESTAは、米国国土安全保障省(DHS)により2009年1月12日から義務化されています。米国に短期商用・観光等の90日以内の滞在目的で旅行する場合(米国における乗り継ぎ含む)は、査証(ビザ)は免除されていますが、米国行きの航空機や船に搭乗する前にオンラインで渡航認証を受けなければなりません。なお、米国政府は、2022年5月26日以降、ESTA申請時には、一人当たり21米ドルを課しており、支払い可能なクレジットカードは、MasterCard、VISA、American Express及びDiscover(JCBを含む)とのことです。事前にESTAの認証を取得していない場合、航空機等への搭乗や米国への入国を拒否されますので御注意ください。一度ESTAの認証を受けると2年間有効です。

外務省より

調べてみてまず驚いたのが非公式サイトの多さだ。初心者がよくやりがちなのが、情報を精査する前に目に入り込んだものに飛びつくこと。ポイントは上記に記載されている通り払うべきお金は$21なので、それ以上の金額が請求されたら一度立ち止まり払うべからず。実際に非公式サイトで$30払って登録してしまったという話も聞いた。
※追記※
タイムリーにYahooニュースにも取り上げられていた。

検索して上位にくるのが非公式サイトなので、知らずに支払ってしまいそうだなという印象。
迷ったらまずは外務省のページから飛べる公式の申請ページがあるので見てほしい。日本語対応のアプリもある親切ぶり。
パスポートを手元に準備して時間に余裕を持って申請をすべし。公式にある通り少なくとも72時間前には申請することを強く勧める。
また、ESTA申請後にパスポートを更新した場合は、ESTAの再申請が必要ということも抑えておくと良さそうだ。搭乗締切1時間前に発覚し危うく乗れないかもしれない!?というハプニングがあったYouTubeを見つけたので貼っておく。

三度の飯よりロッタリーが好き

今回の旅の目的であるブロードウェイのチケット事情について結論から伝えると8日間で2公演観劇することが出来た。旅行の日程に合わせて事前に自分が必ず観たいものは予約することも大切だが、私は事前予約はしなかった。何故なら一か八かでロッタリーに賭けたからである。

ロッタリー(lottery )とはつまり“抽選“ということ。当選者のみが半額以下で且つ良席のチケットを購入できるという夢のようなありがた〜〜〜い仕組みがある。

これを駆使した結果、1枚で定価$135の席が2人で$901枚で定価$213.5の席が2人で$98でゲットすることに大大大大成功した。絶対に観たい!観るまで帰らない!と決めていた2つの作品だったので、外れたら定価で買うつもりでいつつ、当たるまでは毎日地道に応募する労力と外れた時に耐えられるメンタルが必要だった。また前日もしくは当日の朝に結果が分かる為、その日のスケジュールを柔軟に変更できるようにしておかないと難しいかもしれない。
そんな命をかけて挑んだ私が何の作品を観劇したかは後日レビューする予定だ。

現在ロッタリーで抽選可能な作品

各サイトによって抽選出来る作品が異なり、抽選出来る期間や結果が出るタイミングもそれぞれ異なることも把握しておく必要がある。私が実際に応募したのは下記3つのサイトである。

Broadway Direct

・Aladdin ($35)
・MJ ($40)
・Six ($35)
・Sweeney Todd ($30)
・The Lion King ($35)
・Wicked ($54)

※価格は2024年2月28日現在

<応募方法>
名前やメールアドレス等の個人情報を入力してエントリーする。

Lucky Seat

・Hadestown ($42.5)
・Moulin Rouge! ($42.5)
・The Book of Mormon ($40)
・Monty Python's Spamalot ($39)


※価格は2024年2月28日現在

<応募方法>
名前やメールアドレス等の個人情報を入力してエントリーする。

Telecharge Digital Lottery

・Back to the Future ($45)
・A Beautiful Noise, The Neil Diamond Musical ($49)
・Kimberly Akimbo ($50)
・An Enemy Of The People ($39)
・Corruption ($39)
・The Play That Goes Wrong ($45)
・Little Shop Horrors ($40)
・The Life And Slimes Of  Marc Summers  ($35)
・Girl From The North Country In Philadelphia  ($30)


※価格は2024年2月28日現在

<応募方法>
Facebook・X (旧Twitter)といったSNSにログインしエントリーする。

どのサイトも勿論英語で書いてあるが、難しいことは書いていないので臆せずに安心してほしい。それでも心配な方は翻訳機能を駆使して抽選しよう。
詳しい申し込みの仕方等は丁寧に教えてくれているサイトがたくさんあるので検索してみるのも良し。
ただしロッタリーはやはり運なのでチケットが取れないということもある。予定をしっかり組みたい方は事前に予約をすることをおすすめする。
お得にチケットをゲットしたい&事前予約がいいという方には、年に2回訪れるブロードウェイウィーク (2 For 1 NYC Broadway Week)を検討してほしい。2枚のチケットを1枚分の値段でゲットできるというちょ〜〜〜〜〜お得な期間♩チケットは早い者勝ちなのでしっかり理解した上でゲットすべし。

番外編

かっこよく入国審査をパスしたい!

正直めっちゃどうでもいいけど「お、こいつネイティブか?」なんてアメリカ人に思われたい方は少なくないんじゃないだろうか。(え、私だけ?)
あとは入国審査の時にどんなことを実際に聞かれるのか知りたい!という方もいると思う。そんな方におすすめなのは……

おすすめのYouTube

これ一択だ。
この動画を画面録画して旅行の1週間前から声に出して練習をし始め、着陸30分前には予習開始。そして自分の順番がくるギリギリまで見ていた。(熱心すぎて怖い)

こちらはKERの3人(とマネージャーさん)がNYへ行った際にどうだったのかと失敗話もあるので先程の動画と合わせて見ておくとかなり安心だ。

実際に入国審査で聞かれたこと

・どのくらい滞在するのか
・滞在する目的
・滞在する場所
→私の場合は友達から送られてきたエアメールの封筒を持参して見せた
・NYとは別の州に行くか

予習通りの流れで完璧だった。(と、思っている)体感は3分くらいでかなりスムーズにパス出来た。ネイティブにはきっと思われていないだろうが、68点ほどあげたい出来だったと思う。
とにかく挙動不審な行動は慎み、堂々と笑顔で大きな声で話せば大丈夫!恐れるものは何もない

次回はいよいよ旅行本編となるのでお楽しみに。

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