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「それ知ってます」と相手の話をさえぎらない

今回は『「それ知ってます」と相手の話をさえぎらない』という話をさせていただきます。

会話中に相手が自分の知識を話しているのに「それ知ってます」と言いたくなるときってありませんか?

「最新の研究ではね・・・」
「あ、それ知ってます。○○の本に書いてあって私も読みました」

「アメリカの最新のトレンドではね・・・」
「あ、それ知ってます。そのニュース私も見ました。私の感想は・・・」

相手が十分に話す前に「知ってます」って言いたくなりますよね。

それ言わずにこらえたほうがいいですよという内容の話です。



相手が自分の知識や情報について話している時に
仮にあなたが知っていることでも「知っている」と言わないほうが良いです。

言うことで相手の話をさえぎってしまうことになります。

あなた自身も知っているからその知識を披露したい、知識がある自分を認めてもらいたいと思うかもしれません。
でもそれは相手も同じです。

相手が自分のことを認めてもらうために話す機会をうばってしまうことになります。

人間関係を良好にするという観点で考えていきましょう。


人には自分のことを認めてほしいという気持ちがあります。
興味を持って話を聞いてもらえることでそれが満たされます。

ときには知っているけど知らないふりをして聞くことが必要です。

知らないと思われることで相手から見下されてしまうのではないかと思うかもしれませんが、大丈夫です。
相手にとってあなたは、話を聞いてくれる人、認めてくれる人になるので、好感を持たれます。

けしてマウントをとられるわけではありません。
むしろ関係を良くします。

どのような話にも何かしらの学びがあり、話を聞くことはインプットの場になります。

相手が自分の知識を話している時に「知っています」とこらえて聞いてみましょう。


今回は『「それ知ってます」と相手の話をさえぎらない』という話をさせていただきました。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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小林いさむ|公認心理師

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