「同じ言葉」を使えば相手から好かれる
今回は『同じ言葉を使えば相手から好かれる』という話をさせていただきます。
ちょっとした単語・言葉遣いを意識することで相手との関係に良い効果があるという話です。
相手と同じ言葉を使うことで親しみを感じて良い関係を築きやすくなります。
例えば、ファミレスであなたがお客さんという場面です。
メニュー表がほしくて定員さんに「メニューありますか?」と聞いたとします。
定員さんが「お品書きですね。ただいまお持ちします」と答えたとします。
なんとなく違和感がありませんか?
あなたが「メニュー」と言っているので、ふだん定員さんは「お品書き」という言葉を使っていたとしても、そこは「メニュー」で合わせても良くないですか。
あなたが「お水」がほしいときに「お水ください」と定員さんに言ったとします。
「お冷ですね。ただ今お持ちします」と定員さんが答えたとします。
これも「お水」のままで合わせてくれても良いと思いませんか。
違う言葉を使われると、なんとなく距離感を感じてしまいますよね。
私たちには類似性の法則という心理があります。
似ている人や共通点がある人に親近感を覚える心理です。
言葉についてもお互いに同じような言葉を使うことで親近感を覚えます。
ちょっとしたことのようですが、意識することで相手からの感じ方に違いが出ます。
もう少し例を出します。
仕事のメールのやりとりでは言葉を意識する必要があります。
相手が「ミーティング」という言葉を使っているのに「会議」を使うと違和感が生じます。
依頼した講師が「講演会」という言葉を使っているのなら、あなたが「セミナー」を使いたくても合わせたほうが良いでしょう。
「講義テキスト」という言葉を講師が使っているなら、「講義資料」ではなくやはり「講義テキスト」です。
「ジーンズ」と「デニム」も相手に合わせて使った方が良いでしょう。
今回は意識して相手と同じ言葉を使うと親近感を持つという話をさせていただきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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