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【グラフ】公認心理師の受験者が保有している資格内訳(第1回~5回)

8月20日に日本法令から出版させていただいた「幼稚園版スクールカウンセラー」の中でも触れていますが、 日本初の心理系国家資格でもある「公認心理師」試験には、2018年の第1回試験から5年間(つまり2022年度実施試験まで)の「経過措置期間」が設けられていました。大学や大学院で心理学やカウンセリングのトレーニングを受けていなくても「週1回以上」、公認心理師法第2条第2号~第3号に従事してれば受験することができました。

この度、日本心理研修センターから第5回試験の「受験者が保有している資格の内訳」が公表されたのを受け、第1回~第5回の資格別受験者数の推移をグラフ化してみました。
公認心理師試験では、保持資格別の合格者数は発表されていませんので、あくまでも「受験生」が持つ資格の内訳となります。

この状況についての推測や考察はいたしませんが、関心がある方はご参考下さい。
なお、グラフは個人的な関心で作成したものです。論文等に使用される場合は、念のためローデータをご確認ください。

※ グラフは、初めにいわゆる心理専門職の4資格を「第5回受験資格者の人数が多いもの」順に、次に「心理専門職と似た形をとった資格」、その後に「第5回受験資格者の人数が多いもの」順に並べています。

〇 心理専門職の4資格

〇 心理専門職の4資格と似た形をとったもの

〇 心理専門職の4資格以外

参考文献:丸山直子(2022)幼稚園版スクールカウンセラー 導入・活用・実践ガイド 日本法令 p15-18



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