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2023年12月の記事一覧
如来のまなざしと人間のまなざしー見るものから観られるものへー
「人間がまなざす」ということについて、考えさせられる文章があったのでメモしておきたい。
大竹氏、松原氏は、『現代の不安を生きる』の中で、視線には所有の意味があるとサルトルが指摘しているという。確かに、視線は一種の暴力にもなりうる。「パノプティコン」は一方的に監視するという牢獄であり暴力である。現代の学校では牢獄のシステムや知見を利用している。しかし、また眼差しは「愛」でもある。幼い子供は親に見ら