「大会レポート」の話
俺達の戦いは、まだ始まったばかりだ。
まだ昨日の事のようですけれども
……この挨拶、イベント明けに話をするぞって言う感じがしてめちゃくちゃ好きです。
お疲れ様です。毎度お騒がせしております。
このnoteの記念すべき第一回「『一年の計』の話」に予定されていたイベントが全て終わり、
今週末のVGMG Online 3月号と、
4月1日に開催されるEVOJAPANサイドイベントと、
4月16日のアリスギアオンリー「みんなで☆トライ13 in 京都シャード」へ向けて、
目下スケジュールの「鉄火場」を驀進中の筆者です。
……あれ?
何も落ち着いていないぞ??
不具合かな????
これを仕様と言い張るには些か日程的にも精神的にも余裕が無い状況ではありますがまあそれは後々。
今回はその「一年の計」で書いた最後、
今年一年を通して向き合う予定のアリスギアCS大会企画「NRKZK Conference(以下NRKZK_C)」のお話です。
大会の模様そのものや試合についての話は今は配信アーカイブを見ていただくとして、
(※後日振り返り配信も予定しております)
ここでは主催視点の「総括」的な部分に触れたいと思います。
「俺より強いヤツ」は実在した!
のっけから感想文みたいな話になってしまいます。本当にすみません。
今回開催し、8人(ぶっちゃけ最初にしては多い方だと思っています)の参加者と、彼らが繰り広げた激戦を見て最初に思っ(てしまっ)た事。
「ここ」に!「アリスギアCSのプレイヤー」が!!「いる」ぞ!!!
それが例え普段からオンラインで対戦している、ある意味で「慣れた」顔ぶれであろうとも。
大会に参加してくれなかったら、結局それは主催から見れば「いない」のと同じなのです。
それがこうして、一つの会場に集まって、「今日の一番」を決めるために「本気(マジ)」でやりあっている。これだけでも本当に嬉しい事です。
発売日前からこの光景を見たくて「CS発売したら大会やりたいんだよね~」とずっと言い続けてきた甲斐があったかもな、とも思います。
今後開催を重ねて行けば、参加人数が増えてくれるかも知れない。
少なくとも、このエネルギーをこのままで終わらせるのはもったいない。
次回以降に向けて、俄然やる気が上がります。
EVOサイドイベントも頑張らないとな……
「オフ会」を今開くことの困難さ
次に思った事。
みんな、元気で来てくれてありがとう。
大会参加者だけではなくスタッフもです。或いは自分もなのかも知れない。
このイベントは、本来2022年11月から開始予定でした。
ところが、開催直前にスタッフ予定者が複数コロナに罹患、11月からの開始は断念せざるを得ない状況に陥ってしまいました。
ここで主催に迫られるのが「判断」。それもイベントを計画したことのある人間なら恐らく一度は立たされるであろう苦境です。すなわち。
「中止」か「延期」か。
一旦全部白紙に戻し、1から計画し直すか。
それとも計画自体はそのままで、都合の良いタイミングを狙って「当初の予定通り」開催するか。
一見やっている事は同じように見えるかも知れませんが、全体を管理する主催や、実際に会場で動かす機材を担当するスタッフにとってはこの二者は全く違う意味を持ちます。特に主催にとって最も大きな違いは「次に開催する日までの準備量」です。
参加予定者がどのくらいいたかについては事前にTwiplaで点呼を取った以上分かっているわけで、やむを得ない事情とは言えそこから予定を変更すると言うのは運営側だけでなく「参加予定者のモチベーション」にも大きな影響を与えます。場合によっては「その日しか参加できない」或いは「万難を排してその日に参加できるようにしたのに」と言う事だってあり得る。
どっちを選ぶか、少し悩みました。そのうえで、発売から間もないアリスギアCSの現状を考えると「またいつか」では再点火した時に今より大きな盛り上がりにつなげるのは簡単ではなさそうだし、
何より自分自身、現状に抗いたいと言う思いが何より強かった。
そう言うわけで今回は「延期」を選び、次の開催予定日までを「長めの告知期間」として活用する事にしました。
ただ、ここからが大変で。
延期を決定したのが11月10日。
冬コミの当落が来た(しかも受かっていた)のが11月11日。
年末年始は例年通り年越しダラバーが待っていて。
新刊頒布予定のみんトラ、開催日は1月22日。アリスギア5周年当日。
つまり「延期」を決定した時点で、その日(11月10日)から延期後の開催日(2月19日)まで、一切コロナをはじめとした病気に罹患せず、イベントに抜かりなく参加しながら駆け抜けなければならないと言う地獄のようなミッションが発生してしまったわけです。
第六次星域間遠征かな?
これを書いたのは1月2日未明。
この時どんな心境でパソコンに向かっていたか、敢えて言うなら「舞台裏」が少し伝わったら嬉しいです。
「カンナンシンク」は名曲です
それを乗り越えて、当日。
会場で、参加者がこんなものを作っているのを目にするわけです。
曰く「コントローラ忘れちゃったから、良い感じに握れるように」との事で、その時は「割り箸とか使う?」とか試行錯誤をしていたわけですが、主催はそれを見ていてちょっと胸が熱くなりました。
3か月です。3か月ですよ。当初の予定から、運営の不手際でそれだけの時間を空けてしまった。それでも、参加してくれた人は「その日の一番」のために、こう言うものを作るわけですよ。勝ちたい熱意で。
見ている主催にとってはこんなに嬉しい事はないです。
しかも当日はこの大会のために遠征して来てくれた参加者もいて、こう言う熱意を今回限りで終わらせてはならないと、決意を新たにする瞬間でもありました。
そんなわけで、第一回。
参加者の皆様、スタッフの皆様、
本当にお疲れ様でした。
NRKZK_Cは年四回のペースで開催予定です。
第二回は何も無ければ5月中旬。
今回参加した人も、出来なかった人も、ふるってご参加ください。
お待ちしております。
4月1日(日)のEVOJAPANサイドイベント「VGMGゲーミングキャラバン」もお楽しみに。
アリスギアCSも持ち込みます。
詳細についてはまた後日……
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