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神風串呂入門-神皇正統家極秘伝(第5分冊) 発行 串呂哲学研究会

第5章 後醍醐天皇の世嗣よつぎを昭示する串呂(続き)

(7)矢田の天王と後村上院御陵との串呂

岡山県新見市哲西町矢田地区の天王てんのうは、如何なる天皇であったかを鑑定する重要串呂起点の一つです。「第二章(4)京丸に隠棲いんせいの天皇の御名は?」と、「本章(5)元伊勢内宮と金崎神宮との神風串呂」にも出ている地文です。

三浦芳聖著『徹底的に日本歴史の誤謬を糺す』復刻版 第一章

🔴第二章(4)
和田-和田-天王-和田北-定宗-多賀-御名-松永-京丸
🔴第五章(5)
上村上-天王-三浦-元伊勢内宮-大君-金崎神宮

私は、この哲西町「天王てんのう」を「矢田の天王てんのう」と尊称しています。本来ならここで、この矢田の天王について考察する所ですが、煩雑になりますので別の機会に譲ります。ぜひ下記をご一読ください。

【参照】天王(岡山県新見市哲西町矢田)

三浦芳聖は、この矢田の天王てんのうと河内長野市寺元観心寺の後村上院御陵とを串呂すると、北西から次のようになると述べています。

【串呂地文】
「哲西町天王てんのう」-「大松」-「勢力せいりき」-「日生ひなせ」-「みや」-「馬瀬まぜ」-「後村上院御陵」-「高天たかま」-「吉野神宮」-「御園みその」-「天神山てんじんやま

【串呂解読】
後醍醐天皇の皇子・後村上院御陵は四緑木星しろくもくせい午年うまどしの大物(大松、馬瀬)であり、皇族(宮、御園)であり、親王(日生)であり、かなり勢力を持っていた吉野朝(南朝副統)の天王であったことを吉野神宮の祭神・後醍醐天皇が証明している。

83頁


🟡金崎神宮(尊良天皇)と後村上院の比較対照

哲西町「天王てんのう」からの調査鑑定結果は、両串呂を比較対照すれば明白です。串呂の素晴らしさが認識できるかと思います。

🔴上村上-天王-三浦-元伊勢内宮-大君-金崎神宮
🟢天王-大松-勢力-日生-宮-馬瀬-後村上院御陵-高天-吉野神宮-御園-天神山

🔴金崎神宮――――大君、元伊勢内宮、三浦、上村上
🟢後村上院御陵――大松、勢力、日生、宮、馬瀬、吉野神宮、御園

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このマガジンは、神皇正統の天皇家に極秘伝された神道皇霊学「神風串呂」を、初めての方にも分かりやすく解説した入門書です。5万字以上の記事を読みやすくするため、五分冊に構成してあります。

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