見出し画像

遠隔操作のミニロボットが接客してくれるカフェ

以前、東京の日本橋で面白いカフェに入りました。


「分身ロボットカフェ」というコンセプトのそのお店では、入店した際に話しかけてくれるロボットや、メニューを運ぶロボットが店内の随所に配置されています。

1テーブルに1台ミニロボットがいて、おすすめのメニューを教えてくれたり、世間話をしたりしてくれます。


ペッパー君みたいな自動音声の仕組みではなくて、遠隔操作で別の場所から誰かがロボットを通じて話しかけたり、ロボットの動きを操作してコミュニケーションしてくれるのです。


この遠隔操作スタッフは日本各地にいます。


どんな人がこの遠隔操作を担当しているのか。

実はスタッフは事故で車椅子生活になってしまった人や、病気で寝たきり生活をしている人たちなのです。

外に出られない事情を抱えた人達が、日本各地の病院や自宅の部屋から遠隔でロボットを操作して、お客さんとコミュニケーションをとっています。


お客さんがロボットと触れ合えるというコンセプトと共に、障がいをもった方や外出が困難な方たちの雇用を生み出しているカフェなのです。


アイデアが面白すぎて、あまりにも優しすぎて、頭がフットーしそうになりました。


©ネットでよく見かける、元ネタが一切わからない漫画のコマ



「外出が出来ない障がい者の人たちの雇用を生み出したい」というお題に対し

⇒病院のベッドの上からロボットを遠隔操作してカフェで接客してもらおう!


完全に大喜利です。素晴らしすぎる。


こういう、社会課題を大喜利的なアイデアで解決する世界観、大好きです。



日本橋にある分身ロボットカフェ、是非一度行ってみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?