見出し画像

俺は若いのかぁ....

NPBの審判員の場合だと
プロを目指して中学高校大学と野球をやっていて
でもプロにはなれなくて
でも野球に携わっていたいという理由から
審判員の道に入った人はけっこう多いみたいですね

アメリカの審判スクールに入り
日本に戻ってからも観客もまばらな試合で審判をして
実力がつくと二軍の試合に出られるようになり
運と実力次第では一軍の試合に出られるまでに何年かかるのかな?
下積み期間があったにしても30代で一軍の試合に出ている人は
それなりにいるようで
若くないと体のこともありますし
年配になると難しくなりますからね

元NPB審判員のY氏は YouTube で、引退を決意した理由を話してましたけど、ダルビッシュ投手がプロで投げるようになった時だそうです

球審というのは投球判定(ストライク・ボール)をする上で
顔を動かさずに目だけで投球を追わないといけないのです
ところが、ダルビッシュ投手の投げる球は
当時としては常識を超えていて
140 か 150km/h 近いスピードの変化球を投げるもんだから
目がついていけなくて顔まで動くようになってしまった と
それが引退のきっかけだったそうです
肉体の衰えというのは年齢とともに加速するもんで
どこかで限界が来ちゃうのかな

まぁ、それにしてもプロの世界には若い審判が大勢いるので
心配はありませんね

僕が審判をするアマチュアの世界はどうか・・・

僕が所属する連盟には
きちんと審判部なるものがありまして
僕はその一員なわけです

ある日、連盟の人達と一緒に試合を観ながら
「もう体が動かなくてね、還暦超えちゃったから」
なんて話したら
「何言ってんの、あんた若手なんだから頑張ってくれよぉ」

「はぁっ??   俺、若いの?(笑)」
って、言わなかったけど心の中ではそう思いましたよ(笑)
だって還暦過ぎてるのに若手って言われてもねぇぇぇ(笑)

確かにね、アマチュア野球だと30代40代で審判やりたがる人って
滅多に見ませんし
言われてみればなるほど、連盟には僕より上の人ばかりだし
若い人でも50代からですかね
40代もいなくはないけどごく少数ですよ
自分の息子が中学や高校で野球やってたら
そっちを応援に行くし
休みの日には練習に付き合ってやりたいって人もいますから
結局、審判やりますよって言えるのは息子が育って独り立ちする頃
年齢的には50を過ぎちゃいますもんね

社会人野球なんて特にそうじゃないかな
こないだも球場の審判控室で一緒になりましたけど
僕は若手の一員でした(笑)

そう言われてみると、60代半ばとか70前後でグラウンドに立つ人って
この世界では全然珍しくないんですよね
千葉県だけなのかな?
他の県に行くともっと若いとかあるのかな?
わかんないけど、僕の周りを見る限りでは
僕は若手のようです・・・青春真っ盛り(笑)

これって、審判の悩みというよりは
アマチュア野球界全体の悩みかもしれませんね
どこへ行っても審判不足だってんで
70超えた人が審判してたりしますもん
なかなか走れないんですけどね

【参考】
塁審は打球が外野へ飛ぶと、野手がそれを捕球できたかどうか確認しないといけないので走って打球を追います。
ベースカバーに入る時も走らないと選手の方が足が速いので間に合わなくなってしまいます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?