”どんな人でも頭が良くなる世界に一つだけの勉強法” 読書メモ

著者:坪田信貴(ビリギャル著者)

社会人の視点で読み、メモをしています。

「勉強の目的=個人の成長」
できなかったことができるようになることが目的。
社会人の場合、勉強の目的とは自分で課題を設定し、その解決策を作れるようになること。


「人間は、種ではなく土」
成果がでる勉強法という種を見つけたいのなら、色々な方法にチャレンジし、自分という土壌に適した種を見つけなければいけない。
つまり、自分に合った勉強法は自分で見つけるしかない。


「やる気がなくなる二大原因」
⑴自分には能力があると思い込む
テストの成績が悪かったり業績が悪かったりすると、思い込みと相反するため、過剰な不快感や恐怖感を覚える→それを避けるために努力をサボる。

⑵自分が中心でありたいと思う
授業がわからなかったりすると、自分が仲間はずれの状態になる→授業を妨害する行為(大声を出すなど)で主役になろうとして努力をサボる。


「頭の良し悪しは、才能ではなくて積み重ねをしたか否か」
イヤイヤではなく自分の意思で繰り返すことで、知識も技術も習得出来る。
日本語を喋れるようになったのも、オムツが取れたのも無数の失敗を繰り返して出来るようになったもの。
また、社会人の学びで大切なことは、自分の属する社会に足りない部分は何かを考えること。
すなわち、社会人としてもっとも必要な能力は「ニーズを読む力」になる。


「夢がない人はむしろ成功しやすい」
やりたいことがない分、人が求めていることに注意を向けられる。
このアプローチは中途半端な夢より大きな可能性を持つ。


「モチベーションのグランドセオリー(心理学者提唱)」
達成動機(成功させたい気持ち-失敗したら嫌だという気持ち)
  ×
主観的成功確率(どれくらいの確率で達成できるか?)
  ×
目標の魅力(目標を達成したことをどれだけ誇りに思えるか)
  = やる気の強さ

3つの数字のうち1つでも低いと、大きな数字にはならない。


「とにかく、目の前のことに120%のエネルギーを注ぐ」
自分ならどうするをフル稼働させ、発想力をフルに駆使して自分にしかできないクオリティとスピードを実現させる。


「勉強を継続させるコツ」
・面倒くさいを取り除く ”遠くのステーキより近くの牛丼理論”
面倒くさいという精神的な距離をいかに縮めるかが大事になる。
アフォーダンス(ある物体に対して「これは○○するものだ」と感じる印象のこと。)を利用して継続したいことの距離を近くし、惰性でやってしまうこと(テレビの電源をつけるなど)を遠ざける。

・時間ができたらをやめる ”理想な時は一生来ない理論”
いつかまとまった時間ができたらやるは、いつまでたってもできない。
何かの待ち時間や隙間時間でもそれができるように、スマホメモに残すなどの工夫をする。

・キリが良いところまでやることをやめる ”ドラマの続きが気になる理論”
人は、ツアイグルニク効果(心理学にある中断による関心の持続)により途中で区切ると続きが気になる。
勉強もあえて少し残して切り上げることで、翌日「続きをやらないと」という気持ちになる。

※最初の理論以外は私が勝手に名称しました。


「いい仕事を長続きさせるもの」
・ワクワクすること
・儲かること
・社会貢献になること
この3つが揃っていないと、良い仕事は長続きしない。

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