看過について
音楽をやっちゃいけない人などいないと思う。
不倫を犯した人でも殺人犯でもヤク中でもやっていいと思う。
「そんな奴がやっている音楽を聴きたい人などいない」と言う人がいるとしても、
「聴きたい人がいないなら音楽をやっちゃいけない」と言う決まりもないと思う。
自分だって何かされたら「音楽をやめてほしい」と思うのかもしれない。
だとしても、個人的な感情での許せるか/許せないかと、音楽をやっていいか/悪いかはまた別の話だと思ってしまう。
知り合いのバンドマンがニュースになった。
不祥事のお知らせと共に、バンドを解散することと「けじめとして今後音楽をやらない」というようなことが書いてあった。
本人が元々やめることを考えていたのならそれはそれでいい。
でももしそうじゃないなら、いつかまた音楽をやり直してもいいのになぁと思った。
「そんな奴がやっている音楽を聴きたい人などいない」と言う人が、どれほどたくさん居るとしても。
THURSDAY'S YOUTH
篠山浩生
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