カメラとレンズと、拘りと。
写真練習家の篠山です📷
篠山を名乗るようになってから(←)随分時間が経ちました💡
それよりもう少し前から写真は撮っていましたが、黒歴史感が強すぎるためあまり思い出さないことにします😁
さておき、写真を撮るには最低限カメラとレンズが必要で、アナログ時代にはフィルムもそれに含まれましたが、人それぞれに好みや拘りがあるかと思います🤔
フィルムの話を出しましたが、篠山は完全なるデジタルネイティブ(←)なので、今回の話からは除外します💦
今回はデジカメの話ということで…
📷
Sonnar T* 140mm F2.8 + GFX 50R
篠山を名乗り始めた当時、私の興味の多くはセンサーにありました💡
レンズももちろん気にはしていましたし、単焦点はやっぱりイイよな、くらいは思っていましたが…
解像感と、(AFで)ピントがキチっと合うこと、を重視していたように思います💦
センサーに興味を持っていたのは、以前から色々なところで書いてはいますが、人の肌(のグラデーション)をいかに美しく再現できるか、という点に拘っていたためです💡
📷
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II + D3
で、これです←
なんか、すいません😩
(いつも言っている)言い訳をしますと、別に内田理央さんに興味があった訳ではありません(好きです)。
ただただ、人(の肌)を撮る機会がなかった(知らなかった)ものですから、怪しいイベントに出向いて撮らせて頂いていたのでした😮
まだこの頃はセンサーも発展途上でAPS-Cは明らかに性能が劣っていたと思いますし、解像感やAF性能を重視するなら、フルサイズのプロ機 + 高いレンズ(笑)、と完全に思い込んでいたのでした😱
📷
smc PENTAX-FA645 75mmF2.8 + 645D
センサーに拘るという意味では、この645Dは2つの点で興味深いものでした(過去形)💡
まず、中判であること(フィルムより小さいけど)で、より性能に余裕がある(かもしれない)こと。
そして、何よりCCDセンサーであること👍
ギリギリCCDセンサー時代に写真を始めた篠山ですが、時代がCMOSセンサーに移行していく中、高感度耐性は上がったかも知れないけれど、色が失われていったよな…と感じていました😢
645Dは暗いと全然撮れませんが笑、何というか、深みのある良い色を吐き出してくれると思…い込んでいます。
そんな645Dも、後に書いていくように私の興味がレンズに移行するに連れて、徐々に使わなくなってしまったのでした😖
📷
AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G + D800E
レンズへの興味。
レンズって、いや、レンズこそが重要なのだということを解らせてもらうきっかけになったレンズが、ニコンの3514Gでした💡
ちなみに篠山は、正確には2014年の夏くらいにやっとその境地に立つのですが、その辺りの時期にたまたまお話した、後に某松●先生のアシスタントも務めた女性フォトグラファーの方にもフッと鼻で笑われ←、さらにはそんなことよりもさらに感性が重要なのだよな、ということを気付かされたのでした🙃
自分は大した感性も持ち合わせていないので、とりあえず機材に拘るし、その先は無いのだろうなと思っていました。
📷
Distagon T* 1.4/35 + D300s
そして少し時間が経って、レンズこそが重要であり、さらに自分の好みを最大限に反映し得る要素なのだ、ということを理解し始めていた頃。
この写真は、レンズさえ自分が信頼するものを使えればカメラ(センサー)など関係ない、ということを示したくて撮ったものでした💡
Carl Zeissは自分の中で「とっておき」のレンズになっていました🔍
Otus 1.4/55 + D800E
📷
Distagon T* 1.4/35 + D4
そして2016年、記念すべき第1回の #JuicyFruits展 🍑
Carl Zeissが「とっておき」のレンズになっていた自分は、そこで大きなチャレンジをしました。
およそ全ての写真をCarl Zeissで撮る。
全体統一感重視の芽生えでした🌷
Distagon T* 1.4/35 + D4
当時、Carl Zeissは好きだったけれども、全てをMFでの撮影でまかなう自信などありません😵
ピント精度は我慢しても、好みのレンズを使うという割り切り。
それは、デジタルネイティブ(←)な篠山にとって大きな決断だったのでした💡
📷
Otus 1.4/55 + D750
Otus 1.4/55 + D750
結果として、展示は自分なりに満足できるものになりました。
主に色味やコントラスト/トーン、その好みと統一感を重視する考え方への移行。
その移行により、ことカメラとレンズ、その拘りに関わる自分なりの解決を得たということになりました😀
📷
Rollei Sonnar 40mm f2.8 HFT + M9
フルサイズ(重ね合わせ?)CCDセンサー搭載機とCarl Zeissレンズ(Rollei銘だけど)の組み合わせ👍
ライカMマウントにはCarl Zeiss系レンズがいくつかあり、篠山がM型ライカを所有するのはそれらを使うためです。
決してライカが好きな訳ではありません🤪笑
どうでもよいですが、私は以下のCCDセンサー搭載機を所有しています💡
・PENTAX 645D
・Leica M9 / M8 / MM
・Nikon D200 / D40x / D40
・FUJIFILM FinePix S5 Pro
📷
Sonnar T* 140mm F2.8 + GFX 50R
ミラーレスの時代になり、多少の不便を受け容れることができれば、大抵のカメラで自分が好きなレンズを使う事ができるようになりました💡
CCDではないですが、フルサイズセンサー機で普通に使える訳です。
そして、ここ数年の中判ミラーレス機の台頭。
篠山の求める、レンズによる全体統一感をキープしながらセンサー性能も追及できる世界、が続いているのです👍
コシナさんが中判ミラーレス向けに色々出してくだされば最高なのですが💧
📷
Sonnar T* 140mm F2.8 + GFX 50R
以上、自分にとってのカメラとレンズに関する拘りとその遷移についてまとめてみました💡
自己満足ではありつつも、人様に見せることを意識して考え方を変えているのは確かです。
そして、先にも少し触れた通り、もっと大切なのは感性🤔
それは生まれながらであったり長い時間を掛けて磨かれるものであるので、非常に難しいところではありますが、感じようとする努力は忘れないようにしたいと思います。
例えば、何か食べるにしても、自分は味や匂いくらいしか気にならないし、それくらいでしか評価していないのですが、特に女性なんかは食感や舌触り等もっと多くの要素で評価している(感じている)ことが多いように思います。
衣類や小物のようなものでも、デザインや機能性だけではなく、肌触りや触り心地に強く惹かれる人もいる。
私の専門は人物写真なのでそういった物理的な要素はあまりないですが、もっと感性に刺さる写真を撮れるようにならないといけないな、それには日常でもっと色々と感じていかないといけないな、と思うのでした😔
考えるな、感じろ。
『燃えよドラゴン』ブルース・リーのセリフより←
O型モデルさんばかり載せちゃった😝
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