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一人の時間もほしくなる

昨日、髪を切った。4ヶ月ぶりの美容院は相変わらず心地がよく、いい匂いのシャンプーとトリートメントで髪はさらさらのふわふわ、簡単なマッサージのおかげで体も軽く、大変いい気持ちになった。

美容師さんの勧めで、ただまっすぐに伸ばしていた長い黒髪を、「顔周りにレイヤーを入れて」もらった。要するに、顔の周りは短く輪郭に沿った長さで、そこから後ろにいくにつれてだんだんと長くなっている。
家に帰って鏡を見たら、なんか、あいみょんみたいな髪だなと思ったけれど、いま画像検索してみたら結構違った。ファンに怒られるから、このたとえはやめよう。

最近なんとなく生活に張りがなくて、のんべんだらりと昼寝ばかりして過ごしている。
裸足で過ごす季節になったので、フローリングのざらつきがやたら気になるのだけれど、重たい掃除機をよっこらしょと取り出して家中を掃除する気力がどうにも出てこない。

前のバイトをひと月前に辞めて、新しいバイトが来週から始まる。決まった仕事があれば、オンオフの切り替えができるようになるのではないか、なるといいなと思う。

なんとなく、日々くたびれている。
友達の少ないド陰キャだった私なのに、いろいろなきっかけで、LINEやTwitterでやりとりをしたり、約束をして遊びに行ったりする相手がものすごく増えた。体感的に、ものすごく。
私は人が好きだけれど、予定がきゅうきゅうと詰まっていくと、言い知れぬ圧迫感を感じる。

バイトが始まるまでの最後の一週間。
友達には今のうちにゲームをしろとせっつかれているが、私はゲームもせず、本も読まず、スピッツを一日中かけっぱなしにして、窓辺の椅子でぼんやりコーヒーを飲んでばかりいる。

久しぶりに、絵を描いたり、こうしてnoteを書いたり、一人の時間を楽しみたくなった。
人が好きなのと同じくらいか、もしかしたらそれ以上に、一人の時間を愛していたことを思い出した。

人と過ごす時間と、一人で過ごす時間、どちらも好きだし必要だから、自分なりのちょうどいいバランスが見つかるといいなぁと思うこのごろ。

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