世界の美女の「ハクション」を集めてみた
来ちゃいましたね、この季節。目が痒い。
鼻もムズムズ、鼻水つつーーーっ。
そして、したくもないのに、ハァ、ハァ、ハ….
ハックショーーーーーぃ
え〜い、ちくしょうめぃ!
そう、エアトラベラーは結構な花粉症です。
なんか毎年「今年は多い」って言ってません?製薬業界の陰謀かと思っちゃいますが、「あら?今年は全然平気だわ」なんて年は来たことないので実際多いのでしょう。これさえなければ最高の季節なんだけどな〜。
スギ花粉症は日本特有なのはご存知かと思いますが、実は「世界3大花粉症」というのがあるそうです。
アメリカに多いブタクサ花粉症、ヨーロッパに多いイネ科花粉症。そして、我らがスギ花粉症。
そうでなくても、風邪を引いたり、埃っぽいところに行けば世界中誰だって思わずハクション!
ん?
ちょっと待った。
世界中みんな「ハクション!」という言うの?
お腹が減ればグ〜というのと同じくらい人類共通の生理現象ですから、出す音には大差ないはず。
でも、コケコッコーが英語じゃコッカドゥードゥルドゥーなこの星です。もしかしたらハクションも違うんじゃないのか。
ということで、今回は世界の「ハクション」のオノマトペ(擬音語)をトモダチに聞いて回りました!
まずは、日本の兄弟、台湾から。
新竹のユーティン曰く、
くしゃみ= 噴嚏(ペン ティー)
くしゃみをする= 打噴嚏(ダーペン ティー)
だそうです。
ハクションは、
"哈啾"(ハッチュウ)
台北のニカさんが録音を送ってくれました。
かわいい….笑
続いては、くしゃみ大国ロシア。
なんたって、寒いですからね。きっと日本よりくしゃみしますよね。
サラトフのNina曰く、ロシアのくしゃみの音は
"Achoo!" (アチューッ!)
アプチーッ!に聞こえますけどね。日本ではHakkushonて言うんだよと教えたら「長っ」って言われました笑
実は、英語でも
"Achoo!"
ですし、ベネズエラ出身のGreyzによればスペイン語でも
"Achu!"とか"Achi!"
というそうで、「アチュー」族は結構多数派なのかも知れません。
ちなみに、アメリカでは誰かが「Achoo!」したら、周りの人は「(God) Bless you!(神の御加護を)」と言ってあげるのがマナー。シカトすると「こいつ聞こえてたのに言ってくれないのかよ、感じ悪っ」と思われるらしい。
ロシアの隣国カザフスタンはどうでしょうか?ロシア語圏ではあるものの、カザフ系 67%、ロシア系 20%(KeyNoters)と民族構成がかなり違うし、カザフ語も公用語となっているので何か違いがあるかも。
カラガンダのZarinaに聞いてみると
アプチー!またはアプチュン!と言って
"Apchhe"
と書くそうです。
「世界の知人から」マガジン初登場のベトナムはハノイ出身のMai(24)。最近知り合ったばかりですが、さっそく巻き込んで聞いてみました。
くしゃみのことは
Hắt hơi sổ mũi(ハッホイ ソ ムイ)
と言って、それだけでくしゃみっぽい。
ハクションは何て言うかというと、
ハッスィン!
そして、「誰かが噂してんなこりゃ」と周りはニヤニヤするらしい。おお!どっかの国と一緒じゃん笑
最後に、タイ行ってみましょう。
バンコクの女子プロ(プログラマー)Tarnが教えてくれました。
くしゃみのことは
จาม(ジャーム)
と言って、
ハクションは…
Hutshuuuu!(ふっちゅーーー!)
違った。。。
ということで、5ヵ国をピックアップして聞いてみましたが、結構違うものですね。けど、「どれもわかる気がする」。そう言ってると思えば不思議とそのように聞こえてくるもんです笑
いずれにしても、自分では止めようがない不随意運動。どんな強面の人でもくしゃみする姿を見ると、何だかかわいいような、大丈夫?と言いたくなるような気持ちになるのはボクだけでしょうか。
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