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物語綴り

寒さで悴んだ手を見つめる。今までこの手で掴んだものはなんなのかと己に問う。その問いに即答することはできないものの、こぼれ落ちたものはなんだろうと逆の質問すれば答えが溢れだす。
ふと溢れでた思いは止まることを知らず、どんどん後悔の気持ちも膨れ上がる。

「足るを知る」「今あるものに目を向ける」
全くできていないことに、呆れさえするもののこの溢れでた想いに自分の押さえていた願いや想いに気付かされもする。

苦しくも悲しいこの想いたちを子供の自分に見立てて認めて、肯定して、そばにいるのが今の自分の最善なのかもしれない。

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