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再活用しやすい行動ログを残す「規格」としてのタスクシュート

タスクシュートというツールは、一見すると単なるタスク管理ツールの一つに過ぎないように見えるかもしれない。しかし、その真価は、活用・再活用が極めて容易な行動ログを作成できる点にあると思う。 タスクシュートでは何を記録するか タスクシュートのログは次のような項目で構成されている。 タスク名 開始時刻 終了時刻 見積時間 実績時間 コメント メモ これらの情報を記録することで、過去の行動を振り返る際に非常に役立つログが作られる。 タスクシュートがもたらす記録の

    • テキストエディタでタスクシュート 1ヶ月半やってみた今の運用

      8月15日から、テキストエディタでタスクシュートをやっています。 1ヶ月半ほど経ち、またやり方も変わってきたので、運用について書き残してみたいと思います。 TaskChute Cloud 2で紹介されているタスクシュートサイクル、プラン、ログ、ルーチンの3つに分けて整理してみます。 フォーマットまず、使っている記録用のフォーマットです。 通常のタスクシュートとは違うので、書いておきます。 << [[前日のノート]] | [[翌日のノート]] >><< [[前週のノート

      • テキストエディタでタスクシュートを実践する理由とメリット

        タスクシュートという、時間管理・タスク管理のメソッドを7年間ほど使っている。 タスクシュートは、一日単位でタスクとその開始時刻・終了時刻を記録していき、その記録をもとに翌日以降のタスクを最適化していくメソッドだ。自分にとっては仕事にも日々の生活にも欠かせない存在で、長く使い続けている。 ただ、公式アプリの課金にまでは手が出なかったり、既存ツールの使い勝手が自分に合わなかったりする人もいるのではないかなと思う。 そこで今回は、プラグインや自作コードを組み合わせて、タスクシ

        • 【テキストエディタでタスクシュート】 終了予定時刻でシュミレーションが可能に

          3週間ほど前からテキストエディタを使って、簡易的にタスクシュート的な運用をしてみています。 使っているのは1WriterとObsidianで、ファイルはDropboxに置いて連携しています。 この記事では、実際にどうやって運用しているかを、使っているプラグインやコードなどを含めてまとめています。 今回の主な追加点は、終了予定時刻の実装です。これで、タスクシュートメソッドの強みのひとつである1日のシュミレーションができるようになりました。 ObsidianのDynami

        再活用しやすい行動ログを残す「規格」としてのタスクシュート

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          タスクシュートの実行率を上げる工夫

          3週間ほど前から、テキストエディタを使って、タスクシュート的な運用をしてみています。 タスクシュートの公式ツールを離れて、一からやってみて、気づいたことを書いてみます。 1. 終了予定時刻は強力 タスクシュートのように、終了予定時間が出せる、Dynamic TimetableというObsidianのプラグインを導入してみた。 簡易タスクシュートは記録メインで、終了予定時刻はいらないかなと思っていたけれど、いざ、終了予定時刻を出してみると、そのパワフルさに気づく。 一

          タスクシュートの実行率を上げる工夫

          テキストエディタで簡易タスクシュート - 運用とコード(Obsidian / 1Writer)

          運用が安定してきたので、紹介してみます。 Obsdianや1Writerを使っていて、簡単にタスクシュート的な記録の取り方を試してみたいという人向けです。 テキストエディタでタスクシュートっぽいログを残すために使っているコードのうち、よく使っていて、ある程度動作が安定しているものを載せました。 なお、条件によってうまく動かないこともあるので、あくまで参考まで。 自分はコードを動かす方法がわからずに手間取ったので、[開発メモ]にコードを実行するためのツールの使い方やドキ

          テキストエディタで簡易タスクシュート - 運用とコード(Obsidian / 1Writer)

          テキストエディタで簡易タスクシュート - メモをどう生かすか

          テキストエディタで簡易タスクシュートを試している。タスクシュートの公式ツールには遠く及ばない操作性だが、それなりに使えている。 とはいえ、テキストエディタだけだと困ることがあって、TaskChute Cloudと併用している。週に1回くらい、TaskChute Cloudを使う時がある。 1週目は、基本的な動作ができるようにコードを作って試すというのを繰り返していた。2週目は記録がとりやすくなるように、いろいろと試して、メモは取りやすくなってきた。 メモを取ってはいるけ

          テキストエディタで簡易タスクシュート - メモをどう生かすか

          テキストエディタで簡易的にタスクシュートをやってみる

          ここ1週間、少しタスクシュートの運用を変えていた。 TaskChute Cloud 2のような公式ツールを使うのではなくて、テキストエディタに記録だけとっていく、シンプルな運用をしてみていた。 機能満載のTaskChute Cloud 2は、カスタムもいろいろできるし、使っていて楽しい。だが、なんとなく、使うのに疲れてきていたころでもあった。操作に時間がかかってしまって、タスクシュートに時間を取られている感があった。 また、もっと記録を残していきたいという気持ちもあった

          テキストエディタで簡易的にタスクシュートをやってみる

          接続詞を意識したら、新書が読めるようになった

          本を読むとき、なんだか難しく感じて手が止まってしまったことはないだろうか? 小説はすらすら読めるのに、論説文チックな文章になると、拒否反応が出て、飛ばし読みしたくなる衝動に駆られることがよくあった。 ところが、接続詞に注目してみるだけで、新書がぐっと読みやすくなり、その面白さに気づくことができた。 今回は、そのちょっとした気づきと体験をシェアしたい。 新書が嫌いだった 高校生の頃、先生方が新書を読むといいとよく言っていた記憶がある。特に、岩波新書なんかが推奨されてい

          接続詞を意識したら、新書が読めるようになった

          タスクシュートで大切にしている6つのこと

          タスクシュートは、いまや自分の日常に欠かせないツールだ。しかし、日々の生活や仕事の変化に伴い、求めるものや期待する機能も少しずつ変わってきている。今回は、今の自分がタスクシュートによって得ているもの、これからも長く使い続けるために考えている運用方法についてお話ししたい。 1. 客観的な時間の記録 タスクシュートを始めた当初は、時間の管理に苦労していた。特に、時間感覚が主観に左右されることが多く、実際の作業時間と自分の感覚に大きなギャップがあることに気づいた。例えば、仕事の

          タスクシュートで大切にしている6つのこと

          タスクシュートを無理なく続けるためのゆるい運用術

          タスクシュートを長期間続ける上で、重要なのは「ゆるく使う」ことだと思う。 タスクシュートを使い慣れてきたころ、タスクを細かく正確に記録しようとするあまり、「記録を忘れないこと」が常に意識の片隅にあって、実際の行動に集中できなくなることがあった。 タスクシュートは、あくまでタスクを実行するための補助ツールであり、記録のために行動が疎かになるのでは本末転倒だ。ゆるく使って無理なく続けることで、タスクシュートのよさを味わおう。 ゆるく使うとはどういうことか タスクシュートを

          タスクシュートを無理なく続けるためのゆるい運用術

          タスクシュートを使いこなすための具体的アプローチ

          タスクシュートを使い始めてしばらく経つと、基本的な使い方にはなれてくるが、色々と悩みも出てくると思う。今回は、タスクシュートを続ける中で、自分が迷った部分について、具体的にどういう運用をしているか書いてみたいと思う。 1. タスクの粒度を調整するコツ 仕事でタスクシュートを使い始めた時に、タスクの粒度をどうするか、結構迷った。あまり多いと管理が大変になるし、雑すぎると何をすればいいのかパッとわからなくて困る。 いろいろ試した結果、今はすべて同じ粒度にするのではなくて、目的

          タスクシュートを使いこなすための具体的アプローチ

          タスクシュートのマンネリを打破する - 新たな使い方と工夫

          タスクシュートのマンネリを打破する - 新たな使い方と工夫 タスクシュートを長く使い続けていると、時にはマンネリを感じることがある。そんなときにどう向き合い、どのように再びタスクシュートを効果的に使えるようになったのか、今回はその実体験をもとに紹介する。 1. マンネリを感じた時期とその背景 最初にマンネリを感じたのは、2020年8月から9月にかけてのことだ。タスクシュートを使って記録はとっているけれど、なんとなく記録から手触りや達成感が感じられなくなっていた。惰性でロ

          タスクシュートのマンネリを打破する - 新たな使い方と工夫

          タスクシュートの基本に立ち返る - 効果を再発見するための3つのステップ

          タスクシュートを長く使い続けていると、効果が薄れてきたり、使い方に迷ったりすることがある。そんなときこそ、基本に立ち返り、自分に合った方法でタスクシュートを見直すことが重要だ。この記事では、タスクシュートの基本を再確認し、再びその効果を最大限に引き出すための3つのステップを紹介する。 1. 記録に立ち返る タスクシュートの基本は、リアルタイムで行動を記録し、自分が何をしているかを正確に把握することにある。 タスクシュートの記録は、単なるデータの蓄積ではなく、今この瞬間に

          タスクシュートの基本に立ち返る - 効果を再発見するための3つのステップ

          ここ1年の読書ログをTaskChute Cloud 2 β版で振り返る

          2023年8月から2024年7月にかけての読書ログを、TaskChute Cloud 2 β版で確認してみた。 TaskChute Cloud 2 β版には、従来のTaskChuteにはなかったカレンダーの月次表示機能があり、長期間のログを俯瞰して振り返るのが簡単になっている。 そこで今回は、カレンダービューを使って1年間の読書記録を振り返ることにした。 読書ログは「📖書名」で登録しているので、フィルター機能で「📖」を絞り込んで、その結果を見ていってみる。 ゆるやかな読書

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          タスクシュートで習慣化!リアルな実例を紹介

          新しい習慣を続けることは簡単ではない。忙しい日々の中で、やろうと思っていたことを忘れてしまったり、後回しにしてしまったりすることもある。 でも、タスクシュートを活用すると、無理なく習慣を続けることができるようになる。この記事では、自分がタスクシュートを活用して、続けている習慣を紹介する。 リングフィットアドベンチャー: 楽しみながら続ける運動習慣 リングフィットアドベンチャーを習慣化する上で、タスクシュートは非常に役立っている。まず、実行しやすい時間帯を見つけるのに大きな

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