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ここ1年の読書ログをTaskChute Cloud 2 β版で振り返る

2023年8月から2024年7月にかけての読書ログを、TaskChute Cloud 2 β版で確認してみた。

TaskChute Cloud 2 β版には、従来のTaskChuteにはなかったカレンダーの月次表示機能があり、長期間のログを俯瞰して振り返るのが簡単になっている。
そこで今回は、カレンダービューを使って1年間の読書記録を振り返ることにした。
読書ログは「📖書名」で登録しているので、フィルター機能で「📖」を絞り込んで、その結果を見ていってみる。


ゆるやかな読書の再開(2023年8月~9月)

この時期は特に決まった時間帯や量を設けることなく、気が向いたときに本を手に取る形だった。空いた時間に、少しずつ読んでいた。

読書記録の空白期間(2023年10月~2024年1月)

2023年10月から2024年1月にかけては、読書記録が一切残っていない。この期間は、忙しさや他の活動に集中していたためか、記録として残る読書はなかったようだ。ただし、お正月休みには、2、3冊の本を読んだという記憶がある。このような時期でも、少しの余暇を利用して読書を楽しんでいたことがうかがえる。

100日チャレンジの開始(2024年2月~4月)

2024年2月になると、再び読書への関心が高まった。井上新八さんの「続ける思考」に影響を受け、毎日読書を目標に掲げた100日チャレンジを開始した。このチャレンジの一環として、並行して複数の本を読むという新たなスタイルを試みるようになった。6冊ほどの本を少しずつ読み進めることで、仕事関連の本、自分が好きな小説、英語の勉強も兼ねた洋書、気になっていた重めの本、全部を毎日読むというのを試してみた。

3月に入っても、このスタイルは継続された。朝や昼の時間を利用して読書を進めようと試みたが、次第に日中の読書は難しくなり、4月には夜寝る前の時間に限定するようになった。

目標達成と新たな読書スタイルの確立(2024年5月~7月)

2024年5月から6月にかけては、目標としていた本をついに読了。毎日読書チャレンジの成果が現れ、自分の読書習慣に自信が持てるようになってきた。

6月後半からは、これまでのルーチンに縛られた読書方法から、より自由なスタイルへと移行した。読みたい本をその時々で選び、複数の本を並行して読むことはやめた。この新しいスタイルは、読書をより自然な形で楽しむことができるようになり、日々の生活にうまく溶け込んでいった。

まとめ

2023年8月から2024年7月にかけては、読書習慣の習得と自由なスタイルの確立を模索した1年だった。100日チャレンジを通じて、読書が生活の一部として自然に取り入れられ、その過程で読書がより柔軟で楽しいものへと進化していった。この期間を通して得たのは、単なる読書量の増加ではなく、読書を「経験」として楽しむ姿勢だった。

特に、読書チャレンジ後には読む本のジャンルが広がり、新たな視点を楽しむ機会が増えた。もともとハウツー本や小説、趣味関連の本に限られていた読書範囲が、新書や歴史関連の本、エッセイなどにも広がり、これまで触れることのなかった世界観や新たな知識に心が動かされる瞬間が多く得られた。これにより、単なる情報の摂取ではなく、深みのある読書体験を楽しむようになった。

読書チャレンジを通じて、少し負荷のかかる読みづらい本も習慣化して少しずつ読み進めた結果、読み通す自信がついたし、そういった本に対する慣れも感じられるようになった。読書慣れしたことで、これまで手を伸ばさなかった新書やエッセイにも挑戦するようになり、読書は単なる知識の収集だけでなく、心を動かす言葉や新たな視点に触れ、日々をより豊かに味わうという楽しみ方があることに気づいた。読書は単に知識を得て行動に移すためだけではなく、物語をじっくり味わい、感性を豊かにするという楽しみ方もあると再認識し、その読み方を肯定できるようになった。

さらに、すべての読みたい本を読むという無理なチャレンジを経て、もともと自分が好きだった小説を楽しむ時間が持てたことも大きな成果だった。小説の世界観に没入し、登場人物や出来事に心を動かされることで、かつて夢中で読書に没頭していた頃の感覚を思い出すことができた。それは、小・中学生の頃、ただ純粋に楽しくて本を読んでいたあの頃の感覚を呼び覚ましてくれた。

結果として、より広い視野で本を楽しむことができ、読書がもたらす豊かな体験を深く味わい、新たな知的冒険を楽しむ力が身についた1年となった。

読んでいただきありがとうございます。