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2022年2月の記事一覧
巨人小笠原、メンヘラ配信者と同棲する【#0 キャラ設定】
こんばんは、岡谷新です。
カッスレのシリーズ作品を作りたいと思っていたところ、「NEEDY GIRL OVERDOSE」という期待度・超高のゲームを発見しました。そこで、主人公(?)の「ピ」というキャラを見ると、「性別・年齢・あらゆるものが不詳。つまり、あなたなのかも?」という記述があり、僕はこう考えました。
「ピが巨人小笠原だったらどんなことが起きても大丈夫なのでは?」
そんなわけでこ
巨人小笠原、メンヘラ配信者と同棲する【#1 謎の頭痛】
「よし、あとはヒゲを剃って出発だな」
読売ジャイアンツの春季キャンプが開かれる宮崎市へ向かおうとしているのは、ご存知「ガッツ」こと小笠原道大2軍打撃コーチ(48)。前日は家族とちょっとしたパーティーを行い、準備万端だ。
「何か最近はヒゲを剃るときに変な感じに……、うっ、頭が……」
「あなた、しっかりして!あなた!」
一方、日本とは似て非なる世界にて。
「誰かから認められたい!誰かから
巨人小笠原、メンヘラ配信者と同棲する【#2 配信者って、そういうこと】
理由はどうであれ若い美女との同棲が始まって喜んでいるのは、ご存知「人類の戦犯」こと巨人小笠原(48)。「コミュニケーションをとらないとね」と少し過激なスキンシップをとるのは恒例行事だ。
「カッスさん、ちょっと触り過ぎだと思うんだけど……」
いくら同棲中とはいえ、同棲生活が始まってからはまだ2, 3日しか経っていない。あめちゃんの反応も無理はないだろう。
「それで、配信のネタは集まったのかい
巨人小笠原、メンヘラ配信者と同棲する【#3 コミュニケーションと、配信と】
同じ夜型ということもあり、段々と同棲にも慣れてきたのは巨人小笠原(48)。今日もあめちゃんとのコミュニケーションを欠かさない。
「何でこんなことやらなきゃいけないのよ」
「配信者だからってコミュ力を磨かないのは間違ってるぞ。昨日なんて早口で自分の言いたいことだけ言って……」
ひたすらに頭を撫でる。これならもう、キxタマを蹴られることはないだろう。
「オタクくんたちにも、この感覚を味わって
巨人小笠原、メンヘラ配信者と同棲する【#4 男女の、仲】
自分が畜生であることを徐々に思い出しつつあるのは巨人小笠原(48)。
「このままだと男として情けない」と、早速リリーフカー……ではなく電車に乗り込み、オモチャを大量に購入して帰宅した。
「朝からどこ行ってたのよ」
「そろそろ君に、女の子としての姿を見せて欲しくてね」
キモイ。
カッスは絶対にそう言われると思っていた。
「じゃあ、昼からだけどやっちゃう?」
この返答にはカッスも思わ
巨人小笠原、メンヘラ配信者と同棲する【#5 非凡な、日常】
この2日間で男としての自分を思い出したのは巨人小笠原(48)。
「動画サイトの時間だね」と昼間からエx動画を見せようとするなど、今日もあめちゃんにやりたい放題だ。
ところが動画サイトを開こうとした時、あめちゃんは大事なメールに気付く。
「今日はカッスさんに、大事な報告があるの!」
「妊娠でもs」
ち~ん(笑)。
カッスはまたまたキxタマを蹴られてしまった。
「二度と精x出ないよう
巨人小笠原、メンヘラ配信者と同棲する【#6 大は、小を兼ねる】
フォロワーが50万人を超え、あめちゃんが掲げていた100万人という目標に間に合いそうになり安堵するのは巨人小笠原(48)。
今日もいつものコミュニケーションをとろうとする。ところが、カッスはあめちゃんに異変が生じていることに気付く。
「あめちゃん、段々と顔がやつれてきていないかい」
「半分アンタのせいでしょ」
ド正論だ。
「アンタがセクハラしなかったら、私は今頃元気だった!そしてアン
巨人小笠原、メンヘラ配信者と同棲する【#7 平静を装う、堕天使】
初めて感じる恐怖に怯え、あめちゃんの家を出たのは巨人小笠原(48)。
とにかく知り合いに会いたい。
そんな想いで五反田にある二岡店長の居酒屋へと向かった。
ち~ん(笑)。
入店を知らせるベルが鳴る。
「いらっしゃいませ……あっ、カッスさんじゃないですか!」
「こんばんは二岡くん。今日も五反田セットを頼むよ」
カッスは334gで9800円である超高級品を注文した。店長の気分によって
巨人小笠原、メンヘラ配信者と同棲する【#8 禁断の、果実】
フォロワーを増やすためにとんでもないことを思い付いたのは巨人小笠原(48)。
早速あめちゃんを起こすと、こう言い放った。
「あめちゃん、今日は別の男と付き合ってみないかい。ホテル代は僕が出すよ」
「何言ってるの!カッスさんがいなくなったら、私……」
「何でも僕任せにするのは間違ってるぞ。僕がいなくなってもやっていける人間になれないといけないのに……」
そう言いながらマッチングアプリを開
巨人小笠原、メンヘラ配信者と同棲する【#9 非凡が、平凡に】
今日もあめちゃんとのスキンシップを欠かさないのは巨人小笠原(48)。
コミュニケーションと言いながらも、実態はセクハラそのものだ。
「あめちゃん、今日はまたASMRかい」
「うん、アンタのせいでね」
ち~ん(笑)。
案の定、股間を蹴られてしまった。
「好きな女が寝取られて喜ぶのがオタクだなんて、終わってるわね」
「あー、もっと貢いでくれないかなー」
「こんなことしてるだけでお金も