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グロースし続ける会社とそうでない会社の3つの転換点

こんにちは、あたらしい旅行をデザインしたい令和トラベルです。NEWTというサービスをひたすらがんばっています。地道に一歩づつグロースをしております✈️


どこにシェアするでもなくメモがてら・・・

創業前から今まで、世界中のベンチマーク企業のIRを定期的に読み漁り&学びながら令和トラベル社を運営しています。そこでふと、伸びてる会社・事業ってほぼこういうことになってるよな。という極めてシンプルすぎる法則を整理したので、雑メモとして置いておきたいと思います。

会社や事業というサイズでも、働く個人のOKRという観点から捉えても全然ワークする内容かと思います。以下の3つの掛け合わせをやり続けている組織や人は必ず成果が出て伸び続けますが、どれか1つでも漏らすと必ず成長が鈍化するというとてもシンプルな(当たり前すぎる)公式です。
※()内はタイムシェアやマインドシェアです。

以下、3つに整理です。

1. インパクトのあるところにフルベット(70%)

まぁもちろんこれが最も大事で、これ自体に異論がある人はいないと思います。インパクトが出るところに大胆に投資をし、逆にいうとインパクトのでない細々したところには投資をしません。バランスよくあれこれ色々やろうじゃなくて、まずは「そこ」という一点に向かって淡々とやっていきます。「インパクトのあるところ」とは、ここを押せば伸びるよというKGIのことです。逆に、グロースしていない場合はシンプルに押しどころを間違えているか、やっているゾーンが誤っているみたいな状態が続いていると言えそうです。

KGIの策定についてはここにまとめてみたので合わせてぜひ!


戦略とは、順序のデザイン。
KGIを決めるとは順序を決めること。

伸びていない場合は、なんらかの順序がおかしい。
インパクトのないところにBetしてしまっている。

2. 未来の種となる新しいを仕掛け続ける(20%)

1に集中して結果が出始める。すると組織も担当者もグロースしていることに気持ちよくなってしまい、この2番を必ずと言っていいほど忘れます。集中して投資してるんだからいいだろ、グロースしてるからいいでしょ。と。するといつしか顧客に飽きられ始め、熟れていき、成長が緩やかに鈍化をします。1が伸びている間だからこそ、常に焦燥感をもってして、「半年後、来年も伸びているとは限らないが何が必要なのか?」という問いを持ち続けたほうが良く、伸びている会社はここがどんどん育成されているように思います。

わかり易すぎて説明不要なケースではありますが、サイバーエージェントさんの新規事業仕込みや、リクルートなんかも良いですよね。昨今のスタートアップならサンサン、ラクスル、マネーフォワードさんなんかも勿論そうですよね。多段的にどんどん仕込んでいて、いつしかその種が開花しています。これが、戦略の伏線回収です。

この「未来の種まき」をする方法というのは大きく分けて2つしかありません。ゼロイチで新規事業として立ち上げること、そしてM&Aを実施することという2択が基本です。(グラデーションの狭間にはジョイントベンチャーみたいなこともありますが)そして、大きくなっている会社のグロースカーブを最大化するのはM&Aであるということは歴史がすでに証明していますが、時間のかかる新規事業でもうまくいっているケースは大量にあります。CAさんのWinTicketとかがマジやばいです。

成長している時こそ、未来の種を撒き続ける。
既存のプロダクトは、いつしか萎むと正しい恐れを持ち続ける。

成長が停滞するのは、かつての成功事業(打ち手)に依存しすぎ。
新しい手を先回りして打てていないことが原因。

3. 意味のないことをやめる(10%)

正常化バイアスや愛着といったものは「やめること」を拒絶します。またやめることにも多大なエネルギーがかかるので面倒くさいですし、やめる検討自体をしなくなっちゃったりします。定常ワークで決まっていることは、ルーチンになり、そのままだらだらとやっていっちゃうものです。やめましょう、効果がないものを続けていても意味がありません。

とはいえ、すぐやめるというのは難しいです。組織として仕組みでできることは、一例ですが大胆な人事異動を施すことです。人事異動は、この3に対しての効果は圧倒的です。例えば90年代のリクルート社では、「1Qに1度、25%の人員の人事異動を行う」というKPIを策定していました。25%とは、四人に一人という異常な数であり、1年後には100%になるので述べ人数ベースでは全員が異動することになります。(もちろん全員はしないんですが)なぜこんな高い異動目標というKPIを持っていたのかというと、まさにこの3が高速で進み、新陳代謝が加速し、大幅な業務改革が起こるからです。

新しい人が入ると、新しい目線で「なんでこれやってるの?」という問いが多くのプロジェクトや仕事に対してでてきます。そして新任のメンバー(優秀で期待をされるから異動しているのだ)がバサバサと転換を繰り返してくれて、どんどん減らしてくれるのだ。

成長している会社は、常に同時並行で意味のないことをやめている。

成長が停滞した会社は、意味のないことをずっとやっている。


ということで取り止めもない雑なメモでしたが、OKRの達成や戦略の結実に向けて当たり前に必要なことをまとめてみました!皆様の参考にならば幸いです🤲

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