イノベーションの本質とSECIモデル。イノベーションのための組織学習プロセス#8-4
「ビジネス名著大全」という、ビジネス名著90冊を厳選し、1冊6ページくらいでまとめてくれている、ありがたい本があります。それを横暴にもさらにスライド1枚にまとめてみました。第八章 イノベーションの四冊目は「イノベーションの本質/野中 郁次郎, 勝見 明」です。
1枚まとめと学び
第八章 イノベーションの四冊目は「イノベーションの本質」です。ポカリ、アクエリアスのスポドリの牙城に食い込んだDAKARAの事例をもとに、イノベーションを生み出す組織の思考行動様式のエッセンスをまとめています
最近の言葉で言うとデザイン思考のアプローチから入ることの大切さ、手法というか実践知として、形式知に落とさない、メタファーを多用するといったプロセスの重要性が書かれているのが、とても参考になりました。
「世界標準の経営理論」の第15章 組織の知的創造理論(SECIモデル)で説明されているSECIモデルは、まさに、本書「イノベーションの本質」の著者の野中郁次郎氏。SECIモデルは、以下のように共同化、表出化、連結化、表面化というプロセスの頭文字をとっています。
この時に、暗黙知が形式知になり、それがまた暗黙知になっていくことを通して、組織が知的創造を行っていくことが説明されています。メタファーの多様というのは、この中で暗黙知を形式知にする表出化のプロセスで重要とされていました。
また、その前段である共同化は「個人が他者との直接対面による共感や、環境との相互作用を通じて暗黙知を獲得する」プロセスであるとしています。
今回のまとめでいけば以下の部分ですね。
2.顧客と体験を共有できる「場」をつくる
a.最初から各部門のメンバーでチーム組成。現場にいき(場に身を置き)メンバー間、顧客と体験を共有できる場で観察を行った。
イノベーションのための組織学習という視点があるというのが、とても面白いですね。
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