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自分自身を正しく理解する特効薬

IQの倍以上のパフォーマンスを出すと言われるEQについて、前回までは3回に渡って自己認識の観点について紹介しました。今回は、「自分自身を正しく理解する」です。

自分自身を正しく理解する

ポイントは前回まで取り組んだ自己認識と他者からの認識を一致させることが大事ということです。私は、根暗な方で、自己評価が低いので、「他者からの認識」を把握し、そこに自分の強みを一致させていくアプローチが有効かもしれない、と思いました。

講義の板書

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見える化=記録が大事

他人にほられることはなんだろうか?意識的にアンテナを立て、かつ記録もつけないとすぐに脳から揮発して消えてしまいます。例えば、私は2020年は、調査してまとめる仕事が多く、その過程で「まとめるのが上手い」と言ってもらえることが多かったです。また、細かいネタもパワポに落としておくことで、期待値に先回りできていた局面も多かったように思います。この辺りは、ストレングスファインダーで「収集心」「分析思考」が出ているのと一致しています。

経験から学ぶ

板書にも書いていますが、経験、特に失敗を「そのまま」事実として、まず受け入れる。その上で、もっとも有効な方法は、他社からのフィードバックをうけることです。ときに耳に痛いフィードバックをうけることもあります。しかし、それにすぐに「逃走・闘争(第二回「扁桃体ハイジャック」参照)」反応を起こさない、というチャレンジが存在します。

耳に痛いフィードバックを、落ち着いて捉え直し、自己認識の強みと照らし合わせて、「自分のスキルの習熟度が低いのか、そもそもこれまで使う機会がなく頻度が少ないのか?」といった自分とスキルの関係を捉えることと「自分の能力を伸ばすのか、弱みだけど強みとシナジーがあるので育成するのか、アウトソースするのか」、といったスキルへの対応方針を立てることが必要なんだろうと理解しました。

経験学習は、奥が深いですね。最近流行りの1on1とかで語られている経験学習サイクル、これを意識することが近道かもしれません。再読しよっ。

ジョハリの窓

ここまで、書いて気付きました。これは、かの有名なジョハリの窓だな、と。自己開示とフィードバックを繰り返していくことで、自分自身が気づかない「盲点の窓」を開き、周囲に「秘密の窓」を受け入れてもらうことにより、対人関係における成長と自己開花が促していく。

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図の出典:wikipedia

まとめ

今回は、「自分自身を正しく理解する」について、ポイントは自己認識と他者からの認識を一致させること。それは自己開示をし、フィードバックをうけて、自分の強みと照らし合わせて調整をかけていく学びのサイクルを回し続けることで実現できるんだな、というのが学びでした。

次回は「自身と自尊心を育てる」についての学びを共有します。

本コンテンツについて

Linkedin Learningで「こころの知能指数(EQ)の高め方」というプログラムでの学びを2020年12月27日から2021年1月13日までの18日間、Facebook上で、上記のような板書と、そのときの学びや気付きなどをアウトプットしたものを加筆・修正した全15回シリーズでお届け予定です。

全体はこちらのマガジンにまとめていますので、ご参照ください。

「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していこうと思っています。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie

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