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扁桃体ハイジャックに気を付けろ

前回はEQというよりもLinkedin Learningについて主に書きました。今回はEQ、こころの知能指数ってなんなの?というところに入って行きます。

とても大切なことは「感情は情報である」と捉えることです。情報であるため、財務情報と同じように、どのように読み取るかが大事です。

脳の仕組みを把握しよう

感情は脳の仕組みと密接に関わるため、脳の三つの部分について理解することが必要です。それは、以下の板書の絵にある新皮質、大脳辺縁系、爬虫類脳です。

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扁桃体ハイジャックに気をつけろ

脳の中の原始的な部分である扁桃体は危険を察知するとアドレナリン・コルチゾールを分泌し闘争・逃走反応を起こし、感情や思考を司る脳の機能を停止させる「扁桃体ハイジャック」を起こすそうです。そうなってしまったときは安易に行動を起こさないのが吉だとか。
また、扁桃体が反応する危険の経験は過去の経験をもとにデータベース化されるそう。つまりは、そのデータベースを行動の繰り返しで書き換えていくことがEQを高めていくことにつながっていく、ということのようです。

EQは習熟度と頻度で評価しよう

以下の板書にあるように、EQは習熟度と頻度で評価をしてくのが良いとのことです。そして、そもそもスキルの存在自体に気付いていなければ始まらない、ということも重要です。

以下のマトリックスの1番の「スキルを認識しておらず、能力もない」という場合がほとんどでしょう。この講座を通して、EQを高めるために必要なスキルを認識してまず2番に歩を進める。そして、その習熟度を高ていくために、頻度を気にする。つまり、どれだけ使えているか?ということですね。

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脳と心の取扱説明書とも呼ばれる心理学NLP(神経言語プログラミング)の本を読んだことがあるのですが、そこでも、脳のプログラムは、脳がうけるインパクトx回数で決まると書かれていました。そしてその本の中では、完全に習慣化されると上記のマトリクスの無意識にできる状態になる、とも書かれていました。

まとめ

今回は、EQを高める上で、「感情は情報である」こと、「脳の原始的な部分である扁桃体ハイジャックが起きたときは思考脳が停止するので、安易な行動をしない」ということ、「スキルはその存在の認識し、使う頻度を高めることで習得する」ことが大事、という内容を学びました。

本コンテンツについて

Linkedin Learningで「こころの知能指数(EQ)の高め方」というプログラムでの学びを2020年12月27日から2021年1月13日までの18日間、Facebook上で、上記のような板書と、そのときの学びや気付きなどをアウトプットしたものを加筆・修正した全15回シリーズでお届け予定です。

全体はこちらのマガジンにまとめていますので、ご参照ください。

「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していこうと思っています。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie

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