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MGRの心得#22 リーダーの孤独対処法

前回の新任マネージャーの心得#21は「補佐役を育成する、もしくはフォロワーシップを発揮する」という内容を共有しました。今回はいよいよ、本講 座の最後の項目「おわりに:転換にうまく対処する」の学びを共有します。ポイントは「適切に支援を得てリーダーの孤独に打ち勝つ」です。

リーダーは孤独、支援を求めよう

リーダーに孤独はつきもの。チーム環境が良くても、チームが前進するためには好まれないことをする必要もあります。

孤独やストレスに打ち勝つためのヒントは支援を求めること
・家族の支援
・同僚の支援
・組織の内外にメンターを持つ
新しい役割、ストレス、困難や不安を伝え支援を求める
その他のヒント
・リフレッシュをとる
・整理整頓に努め、頭をスッキリさせる
・食事と運動に気を配り、睡眠をちゃんと取る

リーダーシップはマラソン

リーダーになることは名誉なことである一方で、責任を伴うこともあります。リーダーシップは短距離走ではなくマラソン。一歩一歩着実に進めばリーダーとして成長できる。

悩むと考えるは違う

最後の講座は、ストレスに対処するという内容でした。今回、思ったことは、不安というのはモヤモヤしているから不安なんだな、ということです。そして、思い悩む。この悩むというのが厄介です。「悩む」と「考える」は違うというのを読んでハッとしたことを思い出しました。

「悩む」と「考える」の違い
悩むというのは漢字が表す通り、脳みそと心しか動いていないのです。体が動いていない。一方で「考える」時というのは、実は行動が伴っているのです。

たいていは「手が動いている」状態は考えているときだ、とそういった内容でした。一字一句引用したわけではないですが、以下の書籍に書かれていました。

話せるうちは大丈夫

悩んでいる時って、頭の中で、堂々巡りをしているんですよね。そして、その堂々巡りで疲れている。まさにストレス状態になる。そうすると、もう考えるための体力が残っていない。だからこそ、悩んでるな、と思ったら早めに「考える」必要がある。それが難しい時は、悩んでいる状態を「話せる」相手に支援を求める。

「話す」つまり言葉にできるうちは、まだ大丈夫な気がするのです。そうやって言葉を紡いで対話をしていると、「書く」には及ばないまでも、頭の中で堂々巡りをしている状態よりも、そうなっていることに自覚的になりやすいように思います。それを、対話の相手が気づかせてくれることもあります。

以下は、2/26にやったclubhouseでの気付きをFacebookに書いたことの引用なのですが、この「新任マネージャーの心得」の講座をネタにclubhouseで先輩管理職の方々とトークしているのですが、これは今回の記事での学びである「組織の内外にメンターを持ち支援を求める」ためのインフラになるんだなぁ、と改めて思いました。Clubhouseの配信情報はもうちょいスクロールするとあるので、関心あれば是非、チェックしてみてください。

不安や悩みを口に出す。「お前は考えすぎるよね」と自分の思考プロセスを自覚させてくれる。それは蓄積が進んでいる時はツライ。Quick and lightなフィードバックループがいる。clubhouseにはそんな可能性も持ってるかもな、と思った昨晩の新任マネージャーの悩み垂れ流し部屋

次回

次回は、全体をばーっと振り返って、まとめをしたいと思います。

Clubhouseで、本連載記事連動企画やってます

clubhouseで@shinojackieにて、「新任マネージャーの悩み垂れ流し部屋」という名前のroomでほぼ日で、30分程度、本連載の記事をネタに、マネージャーの先輩と対話を楽しんでいます。興味のある方はclubhouse上で、@shinojackieをフォローいただけたら幸いです。Twitterでは、#新任マネージャーで関連情報も発信してます。

本コンテンツについて

Linkedin Learningで「新任マネージャの心得」というプログラムでの学びを2021年1月14日から2021年2月6日に、Facebook上で、学びや気付きなどをアウトプットしたものを加筆・修正した全20回シリーズでお届け予定です。

全体はこちらのマガジンにまとめていますので、ご参照ください。

ということで「形のあるアウトプットを出す、を習慣化する」を目標に更新していきます。よろしくお願いします。

しのジャッキーでした。

Twitter: shinojackie


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