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Nihon 文化の継承

長女は日本で生まれたが、2歳になる前にこちらに来たから、頭の中はほぼこちら人。怪獣君は、もろこっち生まれでこちらの国籍も持つ、私からしたら外国人。

そろそろ子育ても終盤だが、文化の継承という点で、いや~不十分だったな…と後悔極まりないのである。外国の地で、文化の継承をというとかなり大袈裟だがつまりは、躾なのではないかと思う。どのアイデンテイテイで育てるかということなのだと思う。

私は、最初は、あまり意識していなかったのだが、あるとき友人が、

”日本人として育てるのかどうかって大事よ。後々、自分は何人だ?って自答するときが来るよ。その時に自己のアイデンテイテイを確立してないと、悩むんだって”

そうか…

そこから、意識をして、日本字であることを子供たちに教えてきた。

”僕は英語を話すからアメリカ人だよ”

そう怪獣君に言われても、

”いや!違うよ!君は、れっきとした日本人だよ”

かなり言い続けてきた。現在彼は、16歳だが、最近は、日本人であるうという意識はきちんと持っているんだろうなと思う。

海外生活で気を付けなければいけないことは、自分たちのアイデンテイテイを文化の継承によって守っていくことだ、といい切ってもいいと思う。

まあ、私がしてきたことは、和食を作ることや、季節の行事をできるだけ大事にすることとかぐらいだから偉そうなことは言えない。

長女がNYに戻る前に、ひな人形を二人で飾った。

今日は、私、1人で、片付けた。ちょっぴり寂しかった。

来年は、また、長女と一緒に、おばあちゃんの気持ちの入った、お雛様を飾ろう。


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