#75

ヤンキーの習性について家族と話したことがある。

触れるもの皆傷つけたなんて一節があるけれど、じゃあ何でそんなことをするのかって話で。

対照的に「丸くなった」なんて言われるex.ヤンキースが居るけれど、

そこを見つめたときに気づいたことがありました。

真の意味で丸くなったヤンキーは一様に「成功」を手にしていたりします。

要は、それまではハッタリで、人を脅かしたり騙したりするのがやり口だったわけですが、

ありもしない自分の幻を築き上げて賄っていた部分を、現実の富や名声で補えるようになったわけです。

そうなれば、寧ろ余計な誇張や虚勢は要らない。

不用意に自分を大きく見せたがるのは、満足に自分が現れていないから。

「腹のなかの自分はもっと尊大で立派なのに」

そんな気持ちが本人を唆して、焦らせるのかも知れません。






お子が生まれるにあたって、反抗期やグレてしまうこともまぁ想像には易い。

そうなったときのメカニズムは予めわかっておきたいですからね。

「落ち着け」「やめろ」

そういう頭ごなしな叱りを入れずに補填してあげたい。

今は準備する時間。大きくなるまでの時間。

何なら周りが大きく見えても全ては幻影。

自分のペースで着実にチカラや実績をつけていく必要がある。

それが必ず自信になる。

昨今は物騒な事件も増えていますが、

15歳の少年が血迷って見知らぬ方を殺傷したという話。

救われない。

でも「関係ない」とは決して思えなくて、ちょっとしたかけ違いで、誰しもにあり得てしまうことだと感じています。

諭す言葉に出会えない。場面に出会えない。人に出会えない、だけで。

被害者の方の側にも立ってしまいます。

21年間、手塩をかけた娘を突然奪われる気持ち。これは想像を絶する。

キリがないとはいえ、丁寧な教育、知育を諦めないで行わないといけませんね。

今日はこんなところで。

本日は妻が手術前最後の検診。

僕は同席できませんが、なかなかに憂鬱なようでした。

妻は社長さんの提案で部署を異動することになったんですが、

昨夜がここ数年管理を務めた部署ラストの日だったようです。

十数年やり遂げた業務の転換期。妻はそれを迎えたわけです。

他が忙しくて感傷に浸ってもいられない感じになってますが、物凄い場面だと感じます。

十数年。実績と功労が社長さんの厚意をもたらしたのだと僕は思います。

お子、これよ。母ちゃん偉いんだぞ。

ゆっくりやっていこうね。

それでは、本日もよろしくお願いします。

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