#260 3周年
ご無沙汰しております。
お陰様で妻もすっかり復職しまして、共働きの難しさや、会社への理解をいただくべき必要性をつくづく感じております。
お子がここ3日、38度超えの高熱が続いており、当然、保育園からは受け入れ拒否。
昨日は妻が急遽お休みをとり対応しましたが、これが通らない職場であったらと考えるとゾッとします。
幸い、僕も妻も職場に理解をいただいてはいますが、現実問題、仕事が帳消しになるわけではないので、
休んだ分のあがないは自らで行うことになりますし、
その「権利」があったとしても、煽りを受けた同僚への負い目のような気持ちは強くなります。
こればっかりは社会がどうなっていこうと、本人たちが飄々としていない限りは負担になるものかと思っています。
ならばどうなっていけば良いのか。
それを考えてみたいと思います。
「結婚願望がある」という人は昔から一定数いたように思いますが、
果たして「結婚とはなんぞや」ということをリアルに学んできた人、学ぶ機会をもらえた人がどれだけいたのか、ということが気になりました。
結婚以前からぶつかるところかと思いますが、共同生活というのは多くの障害があるものです。※もちろん悪いことばかりではないですよ
というのも、僕という人間が「女性」というものへの理解がまず乏しく、それはそれは"都合の良いところだけ"を夢見ていたように思います。
共同生活を経て、課題になるようなものは十人十色あるかと思いますが、
共通して知っておくべきこと、想定しておくべきことは「生理」のことだったりするんじゃないでしょうか。
未だに社会では生理から来る体調不良を、恰もないもののように扱っていますが、これは避けられないものですから、大前提に生活を組んでいかなければなりません。
子育ての上で生理がどう関わってくるかと言えば、ものすごくチープなようで、当然な要素として「風呂」に子を入れられないです。
「え?関係ないでしょ?」と仰られる豪気な方はもちろんいらっしゃるかと思います。それを乗り越えられてきた方が恐らくたくさんいらっしゃるんでしょう。
それを気にもせず「男は働くもの」として、早く帰ることさえ気にしない時代が漫然と存在していたと聞いています。
血の中で子を洗うような絵も、出産を重ねるならばさも平和な絵なのかも知れませんが、
単純に暴れ倒すお子を制しながらつるつる滑る風呂で、出血で朦朧としているなか洗い、
更には自分の体を洗う間も無くお子を優先的に拭いて、スキンケアなり塗り薬をし、服を着せるという流れになるわけですが、
「え?マジで言ってんの?」という状況ではないでしょうか。
想像だけでは及ばないけれど想像したら容易く辿り着ける過酷でありふれた状況なんじゃないでしょうか。
こういうことが「結婚願望」と言う夢のなかには、当然に含まれているべきなんだと思うんです。
例えが一つだけなのは恐縮ですが、上記が何故なのかを早々に話したいので次に行きます。
「結婚願望」って、間違いなく 「結婚を満足に潤沢に問題なく完遂する願望」だと思うんですよね。
夢見ているならばこそ、尚のことそうだと思うんです。
で、それを完遂できないとすればそこに現実と理想の齟齬が生まれ、隔たりに諦め、絶望するんだと思います。※ちなみに僕は結婚願望はまるでなかったです笑
なのでそのバッドエンドは避けなければならない。じゃあどうするか。
それは「完遂するための準備や知識を行うだけの時間を、結婚に至るまで如何にするか」ってことだと思うんですよね。
理想と現実のギャップを如何に少なくするか。
そうなれば職場選びは物凄く重要(フレックスなんかはマストで欲しい)。二人の相性やパートナーシップ、道徳観念や趣味趣向、時間の使い方なんかは大大大前提。
物凄く上澄みで言われてきたところでいうならばもちろん貯蓄、ですよね。それさえ出来れば結婚が始まった後でも小休止や軌道修正も利きますから。
ないよりは確実にあったほうがいいアイテムです。お金。※筆者はない
職場は給与額面ももちろん大事でしょうが、人間関係はめちゃくちゃ大事。切り離そうったってそうはいかないです。その環境の影響ってのは、十中八九家庭に持ち込まれてしまうでしょう。
緊急時に退勤できるだとか、仕事を頼めるだとか、単純に代わりが利くものなのかとか。
それが叶わないなら良好な実家との関係や、頼れる友人やベビーシッターさんとの連携を整えておかないとままなりません。
これはとても「よし、結婚するぞ」というタイミングで整うものではなく、何なら子どもの頃から意識してこなくては間に合わないんじゃないでしょうか。
勉学などの教養の部分でも(もっと勉強して来ればよかったと心から思っています..)。
そう思い、冒頭の話になったわけです。
あらゆる想定をしようにも、言伝ままならないようでは知ろうと思っても知れませんから。
そうなればもう性教育の話からなんでしょうけど、まぁ今日はこんなところで。
タイトル回収になりますが、7月8日で結婚三周年でした。
※サムネのイラストは記念のイラスト
本当にいろんなことがありましたが、妻にはほんとに苦労をかけています。
幸い、お子の可愛さに救われておりますが、なかなか絶妙なバランス、綱を渡ってきた3年間でした。
4年目はより安全に、幸福に進んでいきたいです。
頑張ります。
それでは、本日もお疲れ様でした。
励みになります。