新しいお笑い賞レース「THE SECOND」を予想してみる
フジテレビで「THE SECOND」という新たな漫才の賞レースが開催されるようです。
詳細
今わかっている情報をまとめてみます。
放送日:2023年5月
司会:東野幸治
審査員:未発表
ネタ:漫才のみで、制限時間は6分
審査基準:より面白いネタ
決勝:32組でのタイマン式の選考会を勝ち抜いた8組でトーナメントバトル
審査員
まず気になるのは未発表の審査員です。テンダラーや2丁拳銃など芸歴30年近い出場者がいることを考えると、それよりベテランの漫才師を審査員に立てるのか、それともワタナベお笑いNo.1決定戦のように裏方を呼ぶ可能性もあるのかなと思っています。
前者なら中田カウス、大竹まこと、オール巨人、中川家礼二、笑い飯哲夫、後者なら秋元康、佐久間宣行、三宅恵介らを予想します。これぐらい芸歴と実績のある芸人やヒット作家の審査が必要な大会になると思います。
賞レースで売れることを目標とするなら、各番組のバラエティ班のプロデューサーが審査員を務めるのも良い気がします。
それか、非現実的ですが、フジテレビを代表するバラエティ番組のMC陣ですかね。ウッチャンナンチャン、くりぃむしちゅー、ネプチューン、千鳥、山里亮太、坂上忍、かまいたち、ハライチらが一緒に番組をやりたいコンビに点を入れる。このメンバーが揃っちゃったら、審査員のコメントばかり気になってしまいそうです。
審査形式
選考会での審査が1対1のトーナメント戦になるようです。決勝8組が同じようにトーナメントで戦うと、準々決勝8本+準決勝4本+決勝2本で14ネタ、1ネタ6分で計84分とかなりボリュームのある大会になりそうです。
M-1は予選10本+決勝3本、1ネタ4分なので、ネタ時間が合計52分です。それで放送時間が全体で3時間半と考えると、THE SECONDの放送時間によってはかなりタイトな大会になりそうです。
お笑いファンにとってはたまらないことですが、一般視聴者にとっては途中でお腹いっぱいになってしまう恐れもあります。緊張感や集中力を切らさないために、審査員のコメントが重要になってくると思うので、どんな顔ぶれになるのかが楽しみです。
参加者にとっては6分の勝負ネタ3本が必要で、来年以降も続くとなると、かなりタフな大会になりそうです。
出場者
最後に気になるのは出場者。
売れまくったジャルジャルの参戦には驚きましたが、M-1やキングオブコントでの二人の真剣な姿を思い出すと、応援したくなるものがあります。
芸歴15年以上が参加資格なので、エントリーした芸人の中には賞レースやテレビで活躍した経験を持つコンビが多く、「実力や才能はあってもブレイクのきっかけが見出せないコンビのためのコンテスト」と考えると、そのテーマには合わないのかな、と思うコンビもいます。
例えば三四郎、スピードワゴン、タイムマシーン3号、テンダラー、かもめんたる、スーパーマラドーナ、トータルテンボス、流れ星☆、ジャルジャル、ランジャタイ、スリムクラブらのように、すでに売れたと言えそうなコンビが決勝に勝ち上がるかで、この大会の方向性が掴めそうです。
逆に全国区での活躍の印象が薄い風藤松原 、ガクテンソク、東京ダイナマイト、囲碁将棋、プラス・マイナス、金属バット、ハンジロウ、モンスターエンジン、キャン×キャン、三拍子、磁石など実力に比べて知名度が低いコンビはこの大会のコンセプトに合っているように思います。
特にお笑いファンにとっては、囲碁将棋、プラス・マイナス、金属バットのための大会のように感じている方も多いと思います。
3組ともM-1グランプリの準決勝の壁を越えられず、決勝で暴れ回る実力を持ちながら日の目を見なかった3組です。彼らがテレビで大活躍する姿を見てみたい。
そして実力派と言われながらテレビでの活躍がない磁石と三拍子。やや遅咲きではありますが、この大会に最も賭けているコンビだと思うので、応援したいです。
決勝進出予想
最後に決勝進出者についても予想します。既に書いたように、審査員や番組コンセプトに左右されるところもあるので、ほぼ願望のメンバーです。
囲碁将棋、プラス・マイナス、金属バット、磁石、三拍子、ハンジロウ、かもめんたる、ランジャタイの8組を予想します。この8組ならとんでもなく破壊力のある大会になりそうです。
とても盛り上がりそうなTHE SECONDが楽しみです!
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