【魚コレクション012】タチウオ
食材の知識マガジンのなかで魚に特化したのが「食べる魚コレクション」マガジン。
タチウオ
捌くまえの写真を取り忘れて。
分類
スズキ目→スズキ亜科→タチウオ科→タチウオ属→タチウオ
名前
和名:タチウオ、太刀魚、立魚、帯魚、魛
学名:Trichiurus lepturus Linnaeus, 1758
英語:Largehead hairtail, Cutlassfish, Scabbardfish,Hairtail,Ribbonfish
和名の由来は、太刀(たち)を思わせる外見から。
形態
TL(Total length: 全長スタンダードな長さ)184cm 前後になる。銀白色で著しく側扁(左右に平たく)、細い帯状で細長い。鱗、尾鰭と腹鰭がなく、背鰭は長く、尻鰭は皮下に埋もれて見えない。
値段
小さめのが300円だった。
生息域
北海道全沿岸〜九州南岸の日本海・東シナ海・太平洋、瀬戸内海、東シナ海大陸棚。
生態
産卵期は春から秋と長い。旬も産卵期と同じ。体全体が銀色をしたグアニン層で覆われています。小型の時には甲殻類などを、成魚になると小魚やイカをエサとします。雌の方が大きくなる。
タチウオとして売られているほとんどが「タチウオ」で、背ビレ、目の色合いは透明ですが、背ビレ、目の色合いは黄緑がかっているものは、「テンジクタチ」。テンジクタチの口床(口の下の部分、舌のようなところ)が淡い色合いで、タチウオは口床が黒っぽい。
概要
北海道から九州までの国内、朝鮮半島、中国沿岸などにいて、年間を通して獲れます。韓国では特に人気がある魚。韓国の国民食といった感があるほど。年間を通して味がよく、流通上でも人気の高い魚。
産卵期
春から秋。
旬
旬は長く、複雑。産卵期で生殖巣が大きくなっても味がいい。比較的夏に安定、脂がのっている固体が多い。鱗はなく、体表をグアニン(銀色)が覆い、これは無味無臭。骨は軟らかい。白身で身離れがいい。やや水っぽい。繊維質が少ないので、鮮度が悪いと少しボロボロしてしまう。熱を通すと適度に締まる。味の点からすると、液体を使った料理よりも焼く、ソテーするなどの方が良い。大型魚の卵巣は非常に美味しい。
やってみた料理
タチウオの塩焼き
美味い。シンプルにして美味い。
まだ作っていない料理
•タチウオの蒸し魚(清蒸鮮魚)
•タチウオの刺身
•タチウオの焼霜造り
•タチウオの背ごし
•タチウオのカルパッチョ
•タチウオのセビチェ
•タチウオのなめろう
•タチウオの醤油焼き
•タチウオのフライ
•タチウオの天ぷら
•タチウオのムニエル
•タチウオの酒塩鍋(ちり、水炊き)
•タチウオの煮つけ
•タチウオの潮汁
•タチウオ真子の醤油漬け
•タチウオ真子の塩焼き
•タチウオの真子の煮つけ
•タチウオのお吸いもの
•タチウオの冷や汁
参照
https://www.zukan-bouz.com/syu/タチウオ
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