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笛吹きの独り言

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京都を拠点に活動する篠笛奏者による「かりそめのひとりごと」。
運営しているクリエイター

2021年6月の記事一覧

YouTubeラジオ「笛吹きのひとりごと」準備中

香織さんの発案で、週1くらいのペースでYouTubeラジオをやろうということになりました。気軽…

『日本だんじり文化論』(創元社)重版決定!

先ほど出版社から連絡があり、拙著『日本だんじり文化論ー摂河泉・瀬戸内の祭で育まれた神賑(…

鴨川で散歩

今日は朝から部屋の片付けをして昼から半日寝ていました。『日本だんじり文化論』(創元社)の…

祇園祭・岩戸山の童舞の稽古

先週の金曜日は祇園祭・岩戸山の童舞のお稽古でした。新型コロナウイルスの影響により、今年も…

東京でも『日本だんじり文化論』(創元社)を発見

東京での篠笛教室が再開、1泊2日で東京に参っています。アトレ恵比寿の有隣堂にて拙著『日本…

古代エジプト展へ

家族で、京都・岡崎の京セラ美術館で開催されている「古代エジプト展〜天地創造の神話」に参り…

弘道館オンライン講座「日本の祭と神賑」ご報告

日曜日は弘道館のオンライン講座でした。テーマは「神賑(かみにぎわい)とは何か?」。先日刊行の拙著『日本だんじり文化論』(創元社)の終章「神賑の民俗学」で、これまで以上に厳密に神事と神賑を定義いたしましたので、その成果もお伝えしました。少し難しい内容でしたが、質問や感想などを見る限りは、皆さん、ご理解いただけたようで一安心です。 内容の概略については、弘道館のノートをご覧ください → https://note.com/koudoukan/n/ndcfb302183f7 「祭

祇園祭・岩戸山の粽(ちまき)のウェブ申し込み

今年も新型コロナウイルスの影響で祇園祭の山鉾巡行が中止となりました。町によっては鉾や山を…

書店にて『日本だんじり文化論』を発見!

『日本だんじり文化論ー摂河泉・瀬戸内の祭で育まれた神賑(かみにぎわい)の民俗誌』(創元社…

夏祭の大祓(おおはらえ)と御霊会(ごりょうえ)

本日は京都府立大学での講義へ。いつもお世話になっている濱崎加奈子さんの「歴史の中の食と病…

『続・図説だんじり彫刻の魅力』Amazonにて販売開始

今年3月に淡路島で開催した「続・彫物ひねもす博覧会」の図録『続・図説だんじり彫刻の魅力-…

岸和田へ

新型コロナウイルスの影響で、今年の岸和田祭がどうなるのかまだ未定ですが、篠笛と笛の飾房の…

6/20(日)オンライン講座「日本の祭と神賑(かみにぎわい)」

6月20日(日)11時からはオンライン講座です<見逃し配信アリ>。 有斐斎弘道館オンライン講…

天満(てんま)市場へ

本日は諸用で天満市場へ。江戸時代の大坂三大市場(堂島米市場・天満青物市場・雑喉場魚市場)は、すべて天満宮の氏地にありました。『日本だんじり文化論』では、江戸期に天満市場が所有した珍しい三棟造の地車(通称・三ツ屋根地車)についても詳しく述べています。現在の地車は嘉永5年(1852)の製作で、天満宮(大阪天満宮)950年祭に合わせて新調されました。先代は天保8年(1837)の大塩の乱で焼けています。  江戸時代はレンタルの「借受(かりうけ)地車」(筆者の造語)が多く、「蔵持(く