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言葉を見る。それが文章。

文章を書くときに意識してみたことがあります。

読むって頭の中で音読しているじゃないですか。

なので必ず誰かに見てもらう前に、音読をしています。

音読すると言うことは、リズム感も大事だと思っています。

喋るときは、リズムを自分でコントロールできるのでいいのですが、
文章として可視化するとなると相手に委ねなければなりません。

空白や句読点でリズムを表現して、音読してもらったときに、どういったリズムで読んでもらえるかを考えてみました。

それでTwitterで書いてみたのですが

いい人
いい食材
いい飲み物

いい音楽
いい映画

それって
どんなときも

どんな場所でも

どんなことしたっていいね!

って言える

そんな定義が僕にはあります。

この文章です。長文よりも、Twitterのように短文のものは、よりリズム感を意識したほうが読みやすいのではないかと思います。


まず

いい人
いい食材
いい飲み物

この文章は一息でテンポよく読んで欲しいです。

いい人いい食材いい飲み物

一行にまとめると『いい』が埋もれてしまうので一つ一つ改行しました。

いい映画
いい音楽

5つの単語を繋げてしまうとちょっと苦しいので、ここは一行空けました。

それって
どんなときも

どんな場所でも

どんなことしたっていいね!

『それってどんなときも』は一呼吸で読んで欲しいのですが

『いい』

のときと同じように

『どんな』

を視覚的に繰り返して書いてあることを強調したくて改行しました。僕が僕らしくあるために。

『どんなことしたっていいね!』

ここは最後まで一息でスピーディーに読んで欲しいので改行していません。

『って言える』

『そんな定義が僕にはあります』

は、一呼吸一呼吸置いて欲しいので行を空けています。

こう言う感じで考えてみると、視覚的にも分かりやすい文章を書けるのではないでしょうか。見てもらいやすいのも大事、読んで貰ったときに心地よく読めるのも大事。

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正直なところ、それを見てくれた人がどう読むかは分かる由もないので、あくまで想像に過ぎません。

ですが、そこまで考えて発信することに意味があると思います。

この文章を読んで、その人がどういった感情を持つか。

そんなのは当たり前です。

言葉や文章、その先には必ずしも誰かがいること、努々忘れないようにしましょう。


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