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【チャートの基礎】絶対知っててほしいチャート4選+値幅について

●基礎的な考え方

基本的にチャートは

過去の経過であり、その銘柄の傾向や意識されている?意識させている?ポイントの確認を知ることが目的です。

株価の推移を表したものがチャートですが、5分足や10分足、日足や週足など四本値(始値、高値、安値、終値)(=ローソク足)が連なることでチャートを形成しています。またその中でも「下ヒゲ、上ヒゲや十字線など」聞いたことがあると思います。

初心者の方から話聞くと、、、

「底値で下ヒゲ出たところで買い!」
「天井圏で上ヒゲ出たから売り!」
「十字線が出たからトレンド転換!」など聞きますが、
これだけで売買するのはとても危険だと考えます。
その後の株価をその一本の四本値(ローソク足)だけで判断できるはずがない。もちろん結果として”騙し”に使われることもあります。またその後の出口設定がなければ含み損になる可能性もあります。

「下ヒゲ」とは1度下落するも、そこから買い上げが起こった時に「安値が下にあり、終値が安値よりも高くにある」ローソク足のことを指します。

「上ヒゲ」は下ヒゲの逆で1度上昇するも、そこから利確など売りが出た時に「高値が上にあり、終値が高値より低くにある」ローソク足のことを指します。


最低でも「出来高が伴って」&「下ヒゲ2本連続してる」&「オシレーターが反転している」などという風に複数の根拠・環境因子を組み合わせることが大切です。しのぶぅーの場合は必ず複数のローソク足から今後の動きを推測するようにしています。

5分足で見たチャート


支持線や抵抗線について

四本値はその期間の間の株価の推移を表したモノですが、指示線や抵抗線というは今までの株価推移の中で、割れなかったポイント超えなかったポイントのことを指します。

こちらは日足チャート

支持線や抵抗線は今までの株価の値動きから市場参加者の心理として「前回ここで買われた」や「前回ここで売られた」という意識が働くことによって起きる現象です。抜けるかどうかは「陽線の大きさ」「出来高の維持」が大切になります。

しかし今回(目先)もその動きとなるかどうかは誰にも分からないのものです。「相場において"絶対"というものはない」と考えましょう!例えば、前回高値にまたもや迫っていた時、その間で好決算発表や事業進捗などが開示されれば前回と状況が異なるため、抵抗線を突き抜けることもあります。以下図のような状況ですね。

こちらも日足チャート

一方で支持線が割れた時は「支持線として機能することを期待していた買った人達」や「支持線が割れたら売ろうとしていた人達」などがいることもあって下落が続くことがあります。その一方で「支持線割れからの反発&急騰」というのもよくあること。結局のところ、支持線や抵抗線は"あくまで"参考程度にしかならない。決して"絶対"では無いということ!

しのぶぅーとしては、上で示したような決まった形から今後の流れを推測する方法が1番ベターだと考えます。スクリーニングする際は目安にしてみてください。

●典型的なチャート形(ローソク足)

三尊天井

1番の高値をつけてから下落。反発するも前回の高値を越えられずに(前々回の高値付近から)反落した形。
今まであげてきた相場の一旦終了を示唆する。
これが現れたら一旦買い圧力が減少しているので買いは控える?空売りを入れるか?という選択となります。

大きな陰線が気になるところ

逆三尊

三尊天井の逆のパターン。
下落局面の中、1番の安値をつけて反発上昇。
2つ前のリバウンド位置まで戻り、もう1度下落するもそこから再度反発して上昇していく形。
今まで下げてきた相場の一旦終了を示唆している。
これが現れた場合は、売り圧力が消化されており上げトレンド入りも考えられるので抵抗線を意識しつつ買い入れる。もしくは空売りは買い戻しとなる。目印として抵抗線があるかのような一定の株価の下で形成されることが多い。


三川 宵の明星

3つのローソク足からなるチャート。
上げ相場において窓を空けて十字線などを作った後に窓を空けて下げる。(下げる時は必ずしも陰線とは限らない)陽線でも上げきらない場合はこの形と考えて良い。
明確に窓空けるとは限らない。ヒゲで窓を埋めている場合であっても形として成立することがある。空売りチャンスと捉えることも可能!


三川 明けの明星

宵の明星の逆パターン。
下げてきた所で窓を空けて下落後、十字線等を形成。
その後に上へと抜けていく形。こちらも必ずしも陰線、陽線であるとは限らない。大きく下げたことによる売り一巡を示す。

十字線ではないけど上下にしっかりヒゲあり


下げたあとの十字線の後に必ずし陽線が出る訳では無いです。下落→十字線→下落という形になることもあるんですよね💦なのであまりローソク足だけな考え方は結構ギャンブル要素が高いと思うので、あまりおすすめしません。デイトレなどフットワークが軽く動ける方(板やチャートを常に見れる状況)は凸するのはありだと思います。伸びれば利確!下げれば同値撤退or即損切り!といった風に時間軸を大切にしてくださいね!

そして分足でチャートを見ていると
1分足と5分足とでは見え方が異なります。

上位足は方向性を確認する為に使います。
inする前に上位足で状況を確認しましょう!

inした後にトレードする分足を変える
自分の期待感だけで時間軸の変更は
しないようにしましょう!

●値幅について考える

上がり始めたチャートや下がり始めたチャートの行く末が少しでも分かるとその場の立ち回りが良くなりますよね!?チャートの中には銘柄個々に法則性が隠れていたりします。過去のチャートから今後の"幅"についていくつか紹介します。

最初の高騰→押し目形成→1回目同等の高騰。

上昇トレンドにおいて

上昇トレンドにある場合は、このように高値を作り利確をこなしながら再度高値へと上昇することがあります。もちろん上げ幅として考えるのであれば、株価がヨコヨコしているレンジにおいても上げ幅or下げ幅が同等の時があります。

こちらも日足チャート

実際の銘柄において当てはめてみると
600円→1000円手前までの上昇(幅約400円)
850円付近まで落ちることになるが、、、
再度上昇に転じて1250円付近まで上昇しています。
(細かく見るとその間にも値幅は存在しています)

こちらは同じ上昇トレンドにおいて
前回高値からの押し目と同等の上げ幅が出るパターンですね。ポイントとして、上昇後の押し目での出来高が維持されていてしっかり"ふるい落とし"を行った後に上げる時はこのパターンになりやすいと感じています!

一方、下げトレンドにおいてもこの値幅の考えが当てはまるパターンがいくつかあります。

その1
その2
その3

これらの値幅を考えるとき
長さは”ほぼ”同じなのですが
ひとつ注意事項があります。それは
株価○○円で比較されるわけではない点。

上昇もしくは下降を開始したチャートにおいて
開始拠点と反発拠点の関係性を
パーセンテージ(%)
として
観測されるときもあるため注意が必要です。

どういうことか?といいますと
上記のパターンを例として
2500→3000円になった後に
100円下落した場合
次の上昇でも同等(円ベース)の上昇
あったとすると、、、
2900円+500円=3400円となります。

同様に
2500→3000円になった後に
100円下落した場合、次の上昇でも
同等(%ベース)の上昇があったとすると
2500→3000円(20%アップ)のため
(3000円ー100円)×1.2
=3480円
となります。
このように考え方次第で
誤差が生じることを理解したうえで
値幅の目安を決めておくとホールドしやすくなりますね。

しのぶぅーとしては
%ベースで考える方が実際のチャートにおいて
誤差が生じにくい印象がありますので%ベースで
考えるのことを個人的にはおススメします。

次回はしのぶぅーが実際に
デイトレする時に行っている方法を
分かりやすく解説します!!

デイトレを始めたけど、
なかなか利益に繋がらない方
・ポジションとる事が怖くなった方
・買った途端に下、売った途端に上に動く方

など、トレードでお困りな人に読んで欲しいです!
しのぶぅーはこれでデイトレ安定させました!

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