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こどもの日。本日は協会12周年。   いま思う事

今日はこどもの日。
日本こども支援協会の設立記念日。
12年、NPO活動してきて思う事
普段は口に出さない事も今日は書いておこう。

12年経って思うのは、
NPOにしても会社にしても
結局は『人』なんだと強く思う。

資金だけあっても自分の知識・経験だけじゃ活用できない。
全く活かせない。


自分の視野を広げてくれる人
自分に新しい発想をくれる人
自分を諭してくれる人
自分を応援してくれる人
反対意見も言ってくれる人

この人たちと一緒にやらないと新しいものが出来ない。

FM大阪「こどもてらす」土曜20:30よりオンエア

既存のシステム、他でもやっている活動を自分がするなら
今ある団体に入って活動すればいいと思う。
でも、それでは補えない、手の届いていないと感じる事があって
新たに何かをやりたい時
少しのレベルであれば自分一人で出来るかも知れない
でも、それでは影響力も少なく、解決できない。

だから、しっかり成果を残したいと思う時
それは「チーム」でなければ成果の出る形に出来ない。

チームには

脳内デザイン力
マーケティング力
ファンドレイジング力
マネジメント力
ガバナンス力
ファイナンス力

NPOなどの社会活動だけではなく
一般の企業にも同じことが言える


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 余談だけど、ガバナンスのセミナーを受けた時に
 適正な広告で寄付を集めているか?
 という項目があった。
 なるほど、お涙頂戴的に寄付を募っている広告が
 時々ありますね。
  「適正な広告」。
 ハッとした言葉でした。
 ≪かわいそうな子ども達なんです≫と子どもの写真を掲載して
 寄付を集めている団体がある。
 その写真を見た大人は胸が苦しくなり、
 何とかしてあげて欲しいとお金を出す。
 私は絶対に子どもを「可哀そうなんです」とは言わない。
 子どもは晒したくない。
 知恵を絞って、現状と対策法をしっかりと伝え
 活動資金と賛同を集めていきたい。
 子どもを可哀そうだと言って集めたお金で活動するのなら
 それはもう「福祉」ではないと思う。
 『どんな集め方でも、結果、成果を出せるなら良いではないか』
 それもわかります。
 どれだけ一生懸命やっていても
 何も出来ていないなら趣味と変わらない
 でも、やはり“プロセス”は大事と思う
 どんな手法でも良い、「OOよりはマシでしょう?」というのは
 福祉ではないと思う。
 短期的な結果としては形になったように見えると思うけれど
 長期的な見方をした時に
 その結果は【最善】だったろうか?
 その要支援者は「人の温かさ」に触れただろうか?
 
 私は福祉として活動していきたい。
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話をもどしましょ。
しかし、寄付で運営する社会活動は
企業よりも成果を求められると思う。

人から思いと共に託されてくる資金に対し
適正に使い、最大の成果を出せるように。
そしてそれは厳正に管理され
一定の金額を超えると
それをどんな目的でどんな効果を期待して使うのか
役員へ説明し、コンセンサスが必要。

会計、財務管理は
いかにして税金を軽減できるか?という企業とは違い
「うまいやり方」ではなく
「誰に見られても良い嘘偽りのない管理」
を求めていかなくてはいけない。

感謝と誠意をもって、公にしなければならない。

支えてくれる人の思いにしっかりと応える。

また最初に戻るけれど
結局は『人』だから
支えてくれる・託してくれる人
考える人
実行する人
様々な人が関わり合って成り立ち
成果を上げることが出来る。

関わる全ての人が
【日本こども支援協会】という
チームのメンバーなのだ。

それは全て対等であり
代表や理事、業務を受けてくださる方、
ライティングしてくださる方、
HP作ってくださる方
寄付で支えてくださる方
全ての人に意見する権利があり
それをありがたくも口に出してもらえるのなら
しっかりと聞いて熟考し取り入れていきたい。

設立して12年が経ち
いま、素晴らしいチームで活動させていただいている事に
感謝の言葉しかありません。

世界中の人の愛溢れる平和を祈りながら
日本に生まれた私が
日本に居ながら出来る事として

1人でも多くの方と『チーム』になっていただき
日本にいる子ども達の未来を
照らしていけるよう頑張って参ります。

どうぞよろしくお願い申し上げます!

特定非営利活動法人 日本こども支援協会
代表理事 岩朝しのぶ


月々1,000円からチームの一人となってください^^




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