創作によって命を救われるということ【数分間のエールを】
人生を何年かやっていると、ふとした拍子に「死んだほうがマシだなぁ」と思う瞬間が訪れる、そんな経験があると思います。死ぬのは大げさにしても、何か大きな壁に直面して、今の自分ではどうすることもできず、どうしたらいいのか分からず呆然としてしまう、それも往々にしてありがちな経験だと思います。
自分の力だけではどうすることもできず、そうは言っても現状をなんとかしたいと思いつつ、もがき、苦しみ、布団にくるまり、床を蹴り、枕に声にならない叫びをぶつけ、そうしたことで何が変わるわけではない