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投球障害肩へのアプローチ

今回は…

投球障害肩に対する理学療法について。


投球障害など診ない人でも、、

肩関節の学びになると思うので是非読んで下さい。


自分も過去に野球をしていたということもあって肩関節の怪我に結構悩まされていました。


というわけで…

今回は投球障害について紐解いていきます。


肩関節のゴールについて

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投球障害でも…

肩関節周囲炎でも…


色々と肩関節の疾患はありますが、、


人間基本は…

みんな同じ位置に肩甲骨があり、、

みんな肩を挙げるときには鎖骨が動き、、

みんな前鋸筋が働いてないと翼状肩甲骨になり、、


多少の違いはあっても…

同じ人間のカラダの構造なので、スポーツしていても、スポーツしてなくてもみんな同じ肩関節です。


スポーツの特性によって、肩関節へのストレスの掛かり方の違いはありますが、肩関節に痛みが出たり、可動域制限が生まれたり、肩が壊れる、肩にエラーが起きるときってだいたい同じ。


誰もが知っての通りですが…

・肩甲骨
・上腕骨
・鎖骨
・肋骨
・脊柱

これらの骨が上手く連動して動くことで肩関節の動きが生まれます。


そして…

肩関節以外にも、全身の運動連鎖なども関連しており…

骨盤の前傾、後傾や頭頸部の位置関係など直接は肩関節の動きには関与しなくても、他関節の位置関係によっても…

肩関節の痛みや可動域制限などの機能障害に繋がることも多くあります。


どの関節にも関節として目指す状態があり、

足関節であれば底屈、背屈可動域制限がOKC・CKCともに制限がなく、足関節周囲筋の筋力がしっかり出せること。


こんな感じで…

肩関節の場合で考えてみると…

【肩関節のゴール】

・肩甲骨周囲筋の筋力がある
・鎖骨、肩甲骨、肋骨、脊柱の動きに制限がない
・肩甲骨と上腕骨が追従して動く
・全身の運動連鎖にエラーがない

セラピストによって大切にしている部分は多少違いはあると思いますが、可動域や筋力にエラーがないことは基本になります。


投球障害で多いパターン

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肩を痛める選手で多いパターンとして…

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