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臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】

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2024年2月の記事一覧

歩行における理想的な膝関節の伸展コントロールの運動療法!

今回は、歩行における膝関節のコントロールをするために必要な機能についてお伝えしていきます。 歩行をする際には、ダブルニーアクションという言葉がある通りで、膝関節はずっと曲がっていてはダメだし、ずっと伸びきっていてもダメなわけで、曲がったり伸びたりを繰り返しながら前方への推進力に変えることができます。 そして、今回は歩行における膝関節の動きにおいて、膝関節伸展を引き出すためもメカニズムや運動療法としてどういう考え方でアプローチをしたらいいかという点などをお伝えしていきます。

【股関節屈曲制限のメカニズム】姿勢・動作から股関節の代償動作を考察する!

股関節屈曲制限がある方も非常に多いと思います。 股関節を曲げた際に詰まり感が出る方もいれば、そもそも屈曲制限があり一定可動域以上は曲げられないという状況になっている方もいます。 そんな方に対して、臨床的に多いパターンであったり股関節屈曲制限を解決するための考え方を再考するというテーマでお伝えしていこうと思います。 大腿骨の動きを代償する要素股関節にインピンジメントがあったり、屈曲が出ている様に見えるだけで実は代償動作で動きを作っているだけのケースで多いのは腰椎が過度に屈

【ハムストリングスの考え方】ハムストリングスの伸張と短縮の意味合いと運動療法!

ハムストリングスはストレッチをする代表部位だと思っていて、一般の方でもとりあえずストレッチをするとしたらハムストリングスのストレッチをされている方は非常に多いです。 臨床場面でのアプローチとしても、股関節屈曲制限があったり、坐骨神経痛の方などに対してハムストリングスのストレッチングを行う場面ももしかしたらあるのかもしれないです。 反対に、フィットネスジムに行けば必ず置いてあるレッグカールを行うマシンに関してはハムストリングスを鍛えることができるマシンであります。 これら

【姿勢改善の考え方】感覚入力・脳の機能から考える姿勢改善の運動療法・ピラティス!

今回は、姿勢改善を感覚入力などインプットから考えたアプローチについて解説をしていきます。 一般の方から言われることとして、 これに対して、姿勢不良に対してヘッドフォワードポスチャーなど頭部が前突した状態になっているから頭を引く様なチンインエクサササイズを行う。腰椎が過剰伸展しているから、腰椎を屈曲させるエクササイズを行う。 こういった基本姿勢から逸脱した部位に対して、ニュートラルのポジションに修正する様なアプローチをするケースが大半かと思います。 ですが、そういった不