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臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】

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2022年4月の記事一覧

背臥位で運動療法を選択するメリット・アプローチの目的3選!

今回のテーマとしては、「背臥位で運動療法をするメリット」について解説をしています。 病院やクリニックなどでリハビリを行う際に、何となく患者さんにプラットホームに横になってもらって何となく背臥位で運動療法やエクササイズをしたりしてませんか?? 目的や狙いがあって、背臥位でエクササイズを行うのであれば良いのですが、何となくのエクササイズの場合は完全に思考停止した状態なので全く成長もないですし、次に繋がるセッションや介入ができないです。 コラムを読んで頂くことで、背臥位で運動

体幹インナーマッスルを機能させる条件&臨床での解釈・考え方について!

今回は、体幹のインナーマッスルを機能させる条件について解説をしていきます。 「インナーマッスルを鍛える方法」など一般向けの雑誌や健康本などに書かれているケースも多いですが、ほとんどの方はインナーマッスルトレーニングをしてもトレーニングになってないことの方が多いです。 実際にインナーマッスルトレーニングをしようとしても、トレーニングにならないので、まずインナーマッスルを機能させるために必要な条件について解説していきます。 身体の9割はローカル筋グローバル筋とローカル筋に分

股関節の内旋ができないと歩行・立位にエラーが起きる理由【動画コラム】

今回のコラムの内容としては、股関節の内旋可動域が出ないと、しっかり立位姿勢や歩行ができない理由について。 臨床で多くの方を診ていても、股関節の内旋の可動域がしっかり出るかは必ず評価する様にしています。 以前のコラムでも一部分を紹介しています↓ 今回のコラムと合わせて、復習としても見直してみてください^^ 今回のコラムでは文字ではなく、動画をメインとしたコンテンツにしてますので、動画を見て学んで頂ければと思います。 動画も3本入れていますので理解もしやすいコラムになっ

「座位」をフル活用した「腰椎・股関節」の評価方法について!

今回は、色んなパターンの座位姿勢から見た股関節・腰椎の評価方法についてお伝えしていきます。 体の評価に関しても、1つの評価結果で全ての状態を把握するわけではなく、様々な評価をした結果を統合して結論を出したり解釈をすることが必要なので評価は1つではなく、様々な評価を組み合わせることが重要になってきます。 長座位・端座位・体育座り 座り方の3パターン 長座位 端座位 体育座り この3つの座り方から評価や捉え方を考えていけるコラムにしていきます。 実施の臨床現場でも

「股関節が曲がらない」「股関節が詰まる」運動療法で解決する考え方!

股関節が曲がらない。 股関節を曲げたら詰まる。 そんな方も臨床をやっているととても多いです。 そんな股関節の症状を改善するための運動療法の考え方というテーマで今回のコラムはお伝えしていきます。 機能解剖学をもとに股関節の可動域制限やつまり感の原因を解説して、自分自身の臨床経験からもアプローチのコツについて紹介をします。 股関節を曲げる時の条件 股関節を曲げる時の条件ですが… 腰椎 骨盤 大腿骨 この3つの骨の動きによって動きが構成されています。 骨盤大腿

【肋骨リブフレアのアプローチ】肋骨の評価と運動療法のコツについて!

今回に関しては、肋骨のアライメントの評価・運動療法について解説をしてなるべくシンプルに評価できる様になる考え方もお伝えしていこうと思います。 肋骨というのも、前面・後面・側面にかけて胸郭を構成をするため、ある部位では盛り上がった状態になっているのに、ある部位は凹んだ状態になっていたりと肋骨の機能解剖を理解してないと評価もしっかりできない状態になると思います。 複雑になりやすい肋骨・胸郭への評価を出来るだけシンプルにして臨床現場でのアプローチに繋げていける内容にしていこうと

ハムストリングスをストレッチする習慣が腸腰筋の働きを阻害する理由!

今回はハムストリングスと腸腰筋の関係性について。 前屈で地面にピタっと手を付けるようになりたい。 開脚で180度開けるようになりたい。 そんな方がちらほらおられますが、、 必要以上にハムストリングスをストレッチし続けて、機能不全に繋がっている方も実際の臨床をしていると結構みます。 むっちゃ体は柔らかいのに、、 腸腰筋のエクササイズをすると、腸腰筋ではなく大腿四頭筋や大腿筋膜張筋がメインに働いてします方。 そんな方も結構います。 今回のコラムの結論としては、、

立位姿勢で腹筋群に収縮が入らない人への股関節アプローチ!

運動療法をする際に、臥位に寝た状態であれば腹筋群の上部も下部も収縮が入る様な状態を作ることができるけど、、 立位姿勢など体幹の接地面が無くなった状態になると、腰が反り返る様な姿勢になったりして腹筋群の収縮が抜けてしまう人多くないですか?? 自分の臨床経験上は、、 そういうケースはとても感じていて、臥位でのエクササイズの際には腹筋群nを使う感覚が分かる様になっているけど、立位になった瞬間に全く体幹が入らずに抜けているケースを今まで経験してきました。 こういうケースを臨床