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臨床マガジン【現場で使える機能解剖学・運動療法・ピラティス】

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2021年5月の記事一覧

やってみる以外は結果が出ない話!

当たり前の話なんですけど… 全ての物事でめっちゃ大切な考え方なのでコラムにします。 臨床でも… 日常でも… 恋愛でも… ビジネスでも… 全てに共通する内容なので、最後まで読んで下さい。 Instagramで質問コーナーとかをたまにやるんですが、一般の方、同業者の方からも質問を頂く機会がありますが、「答えようがない質問」から「的を得た質問」まで色んな質問を頂くので、自分自身も勉強になっています。 自分も新人の頃は上記の様な質問をしていましたが、実際のところは、上

「膝裏の痛み&違和感」を改善するために重要な「膝窩筋」の機能解剖&運動療法のコツ!

今回は「膝窩筋」に絞ったテーマ。 膝関節の後面に位置する「膝窩筋」ですが、膝裏の痛み&違和感&つまり感がある方に対しての原因になっていることが非常に多い組織になります。 「膝窩筋」が問題になりやすいと知っていても、ただマッサージやストレッチをすればいいわけではなく、機能解剖学的にアプローチの仕方を工夫する必要があります。 今回紹介する方法を実際に臨床で行っていますが、膝窩部の痛みに対して、「膝窩筋」の問題で症状が出ているケースであれば、アプローチの前後での変化や効果もあ

【O脚の治し方】股関節機能を改善するための評価ポイントと運動療法が欠かせない筋肉4選!

普段から膝疾患を診る機会が多いのと同時に… O脚やXO脚などのボディメイクの悩みがある方に関しても、オンラインセッションやピラティスをやっています。 セラピストであれば… 膝関節疾患も多く診ている方もいますし、、 トレーナーやインストラクターであれば… O脚・XO脚が悩みの方を診る機会も多いと思います。 膝疾患とO脚ともに共通していることがあり、アライメントの捉え方や考え方が共通している部分があります。 アライメントを改善すれば、膝の痛みも改善するという様な問題

脚のライン(O脚・XO脚・X脚)を改善する際に欠かせない筋肉!「股関節内転筋」を鍛えるべき理由5選!

膝疾患を診る上でも、脚のライン(O脚・XO脚)などの改善をする際にも1つカギになる筋肉をあげるとしたら「内転筋」になります。 内転筋が機能しないことで問題が起きている方は非常に多く、内転筋の重要性について一度知っておく必要があると思います。 今回のコラムは、普段から膝疾患やO脚・XO脚などの脚のラインなどを診る機会がある方には役立つコラムになっているため最後までご覧下さい。 機能解剖学的な特徴から5つをピックアップして解説をしています。 ①股関節を動的に安定化する

「ブリッジ動作」を運動療法&身体評価として活用する!必ず押さえておきたいチェックポイント!

ピラティスのエクササイズの1つにも「ブリッジ運動」がありますし、理学療法士なども臨床で患者さんに対して「ブリッジ運動」を指導する場面は少なくないと思います。 自分はピラティスの資格を持っているので分かるんですが、理学療法士の学生時代に実習に行くと、患者さんに対してブリッジ運動を10回、20回とやっているセラピストもいましたが、、 本当にポイントを押さえてブリッジ運動をやろうとすると、普通の人が10回も平気な顔をして正直出来ないです。 運動療法をするのにも、目的があるわけ

痛み・不良姿勢の「根本原因は根本ではないよ」って話!

整体院とか… 整骨院とか… ホームページやチラシとかで… 「根本から改善します」 「根本原因を見つけます」 という言い回しって定番でよく目にしますよね。 この根本から改善するという意味と、根本から解決するためには何が1番必要なのかを、今回のコラムでは考えていけるようなコラムにしているので最後まで読んでみて下さい。 整体や整骨院の根本改善 整体院や整骨院のホームページやチラシに、ほぼ100%と言えるくらい書いてあるワードが「根本から改善」「根本原因」というワード

「姿勢改善&動作改善」には運動療法に加えて「呼吸エクササイズ」が必須な理由!

今回は… 姿勢改善&動作改善のためには、「呼吸エクササイズ」が必須な理由というテーマのコラムです。 姿勢改善や動作を変える時に… ストレッチや運動療法などを行うと思いますが、それとは別に「呼吸に着目したアプローチ」も行わないと姿勢や動作改善にも繋がりにくいです。 繋がりにくいというよりは… 呼吸にも着目したアプローチが出来た方が、呼吸は1日2万回する運動なので効果も出やすいですし、クライアントさんからも実感が得られやすいです。 そんな呼吸についてをテーマに今回を紹

アライメント異常に対する評価方法&捉え方で意識しておきたいポイント!

アライメントの決定因子 アライメントというのも… 各関節や骨の並びのことを意味します。 骨の並びや各関節のことをアライメントというため、関節や骨の特徴を理解しておくことがアライメント評価をする上では重要になってきます。 関節というのも… 2つの骨の繋ぎ合わせ これが関節です。 「何かの骨」と「何かの骨」の繋ぎ合わせで関節が構成されるため、関節を構成している骨の位置関係を評価することでアライメントが評価できます。 どっちが動いても関節運動

運動療法に活用できる「良い骨盤の動き」と「悪い骨盤の動き」の決定的な違い!

骨盤前傾と骨盤後傾だと… ・骨盤後傾=悪い ・骨盤前傾=良い こんなイメージがある方もいると思います。 そのため… 骨盤を起こす誘導をする機会が臨床では多いと思うんですが、実際のところ「骨盤を起こせばいいわけじゃない」「骨盤後傾が悪いわけじゃない」というところを今回はお伝えできればと思います。 「骨盤の動きは前傾も後傾もどちらも大事です。」っていう在り来たりな話のオチじゃないので、最後まで読んで下さいね。笑 骨盤後傾が悪いわけじゃない 骨盤後傾って悪だと思って