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創立7年Voicyでの入社1年目若手エンジニアの振り返り

はじめに

この一年をひとことで表すと、「保守的」だったと思う。
Voicyの人々は革新的で積極的に動いている。
その上で相対的に見ると、私は保守的な方かもしれない。
2年目の目標は、Voicyで「君は革新的だ」と言われることだ。
そんな1年を振り返る。

1年目に立てた目標と結果

1年目に立てた目標は、「仕事や勉強をがむしゃらに頑張る」だった。
これは結果として、頑張り方にムラがあったため達成できなかったと言える。

すべては自分次第。私は自信が少なめの人種なので、ない自信をあるように振る舞って継続して頑張っていく。

やったこと

Webフロントの技術的なスキルが上がった

非同期処理とかエラーハンドリングについて、既存のコードを真似しつつ調べつつ実装できるようになった。

また、公式リファレンスを見つつ実装している。また、既存のコードが非推奨になっている書き方だった場合、新しい書き方を自分で調べて実装することができる。

Webの基礎である、ブラウザにホームページが表示される仕組みを理解した。

業務を行う中で、今までのWebフロントの知識が1だとしたら、今はいろいろつながって60になったと感じている。上の数値がどこまであるかは無限大だと思っているが。

また、実装を相談する上司に対しての報連相をこちらからどんどん積極的に行えるようになった。このきっかけは、確定のリリース日がある施策を行う上で、細かな報連相が必要になったことに起因する。これをきっかけに報連相の数に比例してアウトプット量が増えたと感じている。

「voi-chord」のリーダーとしてチームの現状維持をした

Voicyには、Voicyエンジニアのパーソナリティチャンネルがある、「voi-chord」だ。
今まで、私はリーダーといえるものになったことがなかった。なってみたかったけれど、自信がなかった。絶対に他の経験のあるメンバーがやった方がチームはまとまる。それでも、私にリーダーをやらせてくれたメンバーには感謝でいっぱいだ。

MTGのときには、進行をしたり、あまり話せていないメンバーにも声をかけたりした。むしろそのくらいしかできなかったが、メンバーにサポートをもらいつつ、最後までリーダーでいることができた。革新は起こせなかったが、安定した放送配信の現状維持ができたと思っている。

以下におすすめの放送と、リーダーを経験した放送を貼っておく。

スクラム開発で有料放送をリリースした

私は、チームで施策を練り、仕様を話し合い、実装QAし、リリースする作業がとても好きだ。
よりよいプロダクトにするために、仕様について一緒に議論したり、バックエンドのメンバーとインタフェース決めをしたり、できたコードをレビューしてもらいたくさん指摘をもらってたくさん修正したりした。

私はWebフロントを担当している。他のプラットフォームである、iOSやAndroidとはデザインが少し異なることがある。また、スマホファーストなデザイン設計なため、Webだけ忘れられていたり検討が甘いこともあった。
そんな中、自分でWebの仕様がどうあるべきか表にまとめて提案したり、Webだけの機能について考慮漏れがないよう注意深く検討したりすることができた。実際にコードを見ないと確実に仕様がわからないことも多いため、最初から完璧な仕様を用意することは難しい事実もある。

私はチームで助け合いの精神で働くことがとても好きだ。手が空いたら、私がテストをやりますと言い、テスト項目を作成し、レビューをもらい、テストを行う。他のメンバーが空いているときは逆も然り。個人的には、助けてもらうことより、助けることの方が好きだなと感じた。テストを行うことで、担当外のプラットフォームの細かな仕様を把握できるからだと思う。自分の好きなサービスについて、深く知れることは喜びである。

私のチームでは複数機能開発を行なっていたが、特に大きな施策として有料放送を開発した。同じチームメンバーであるデザイナーのスタミさんのnoteを引用しておく。この開発は大規模だったため、スムーズに開発が進んだわけではなかった。みんな折れずにリリースできたことに対して大変嬉しく思っている。これからたくさん使ってもらえるように、より便利な有料放送にしていく。

テストケース作成の業務に積極的に参加できるようになった

これは、QAエンジニアにテストの方法を教わったからである。
前職では、テストケース作成やテスト実施もおこなっていたが、QAエンジニアが存在しなかったので、Voicyより曖昧なテスト実施をしていた。

有料放送の大規模開発に伴い、QAエンジニアであるまっつんさんとペアテストを行った。どこに気を付けてテストケースを作成する必要があるのかを作業レベルで理解した。教わった内容を実践できつつあると思う。

結果として、今まで担当するには自信がなかったテストケース作成の業務にも積極的に私がやりますと言えるようになった。

まっつんさんのペアテストの記事があったので貼っておく。

他のメンバーより多くのバグを発見した

有料放送の大規模開発を行う中で、隔週でテストを行った。メンバー全員でテストはするが、特に私がよくテストケースでは見つけられないバグを発見した。
このことでメンバーにとても感謝され、これなら私も貢献できるじゃん!と思えるくらいの自信になった。
月間MVPである神7に選んでもらえたのも、これが理由の1つである。役に立ったことが直接評価され、とても嬉しかった。

神7になるともらえる画像

Twitterでツイートをするようになった

Voicyには、全社のCFTというチームがある。私はTwitterを頑張るチームになった。
最初は何をつぶやいたらいいのかわからなかったが、一緒のチームだったせんちゃんに本当に簡単なことから呟いてみたらいいよとアドバイスをもらい、独り言のように言ったことをそれつぶやきなよと言われ、言われるがまま即Tweetした。それをきっかけに徐々に呟けるようになった。

毎日呟いていく中で、何人の人にフォローしてもらおうなどと、最終的な明確な目標を立て、毎日の作業に落とし込んでコツコツと呟くのは慣れてくると楽しい作業に変わっていった。とともと、情報発信がとても苦手だった私からすると大きな成長である。

これは、ツイートをするといいことがあったよという放送。

技術書典に出典する体験ができた

私は「Angular で hls を再生してみた」というテーマで執筆した。
とても簡単な内容だったし、期日までギリギリだった。でも、参加できて本当に嬉しかった。簡単な内容だったが、出していいって認めてもらえたことがとても嬉しかった。
みんなで集まって仕上げるワクワク感がすごく好き。
実際に、半日売子としてイベント参加できたことも本当にいい経験だった。エンジニアは特にリスナーさんと関わる機会が少ないので、貴重な体験ができた。

これからの目標

2年目は、1ヶ月ごとに目標を立てて実践していきたい。
4月の目標は、フットワークを軽くするために、10個できないことをできるようにするである。
振り返りよりもまず、適当でもいいからやってみることを目標とする。
周りの力を借りつつ、目標達成に向けて頑張っていく。

おわりに

文章にしてみると、意外と1年でいろんなことができたなと振り返ることができた。
その反面、達成できなかったこともあり悔しい思いも多くした。
この思いをバネにして、これからもがんばる。

もし、Voicyで一緒に働きたいと思ってくださった方がいたら、Twitterで気軽にDMをください〜!お待ちしています!!

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