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定型を意図的に散文調にする?

短詩と簡単な画像を作りました。

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「ちょっとだけ」と 言っていたのに もう二時間過ぎ


「六・七・八」と一音ずつ増えていくタイプの定型の短詩です。変な話ですが、あえてこの音数で作ってみると、呟きに似た調子になります。「五・六・七」も同様の効果があります。また、順番を入れ替えて、「八・七・六」や「七・六・五」も呟きに近くなります。以前、「七六五六七」の三十一文字で短歌もどきの短詩を作ったことがありますが、これも呟くように読めるようなものが出来上がります。興味のある方は試しにやってみてください。あら不思議。定型にしたはずなのに散文調になります(笑)