フェリー→自分の車でめぐる九州ひとり旅~高千穂峡
ー2020年10月の旅の備忘録ですー
九州へ行く一番の目的地がこちら。
高千穂峡。
きっかけはこんなことから
もう何年も前から手帳を新しくするたびに7月のページに『高千穂峡へ行く』と書き込みながら実現させないままになってて。
事あるごとに友達にも「高千穂峡行きたいねん」って言ってたのにね。
ある時いつものように高千穂峡に行きたいって話をしてたら「なんか外国人がいっぱいでボートの予約もなかなか取られへんらしいで。」と。
マジで?
そんなんやったらもっと早くに行っとけばよかった!
行こうと思えばいつでも行けたのに!!
やっぱり思い立ったが吉日、やろうと思ったこと、行こうと思ったところへ行くことはどんどん実行に移さないといけませんね。
ちょうどコロナの影響で外国人観光客が戻っていない今こそチャンスなのでは!と思い立ったのがこの九州旅の計画の始まり。
初日にいきなりですが、いよいよここが本丸です!笑
原尻の滝、白水ダムをもっとゆっくり見たい&撮りたい気持ちに後ろ髪引かれながらあとにして、なんとか午前中に着きたかったのはここ。
選んだ駐車場は
Googleマップで見たら駐車場がたくさんあって、事前に調べた時にここに停めようかなと思ってたところがどこだったのか当日思い出せない。
そういう時こそ保存しておくべきだったのに、しまった。
なんとなく“ここやったかな?”と思うところに停めたら、無料ではあったのですが峡谷までなかなかの距離とアップダウンのある道をひたすら歩かないといけない駐車場でした。
なぜか見るたびに違う第3駐車場の表示が…。
第3大橋駐車場です。
今改めて地図を見返したら、きっとここに停めようと思ったんやったような。
もっとボート乗り場の近くにも駐車場はあるのですが、そこへ行くまでの景色もなかなかのものだったので、歩きたくない!という方以外はこのあたりがオススメかな。
あたしの停めたところはそこからさらに高いところにあるので、ちょっとしんどかったです。
いよいよ目的地へ向かいます
先がどれだけあるのかわからないまま歩くけど、こういう景色にテンション上がる。
おぉーーーーーーーっ!!
どんどん気持ちが高まります。
到着!
ようやく着きました!
そしてもうしばらく歩くと貸しボートの乗り場。
なんとここも一枚も写真を撮ってない。
無事たどり着けてホッとしたのと、早く見たいと心がはやってたのでしょうか。
乗り場の受け付けの前は並んでいる人も一人もいない。
ちょうどあたしの前を歩いていらっしゃったご夫婦が受付をしているところでした。
なんとラッキーなんやろうなーと思いながら窓口へ。
そしてここで前述のフェリーに乗る際にもらった地域共通クーポンのありがたみを初めて感じることができるのです。
どうしよう、貸しボート
貸しボートの料金は一艇3,000円+大人一人あたり1,000円。
あたしは一人で乗るので合計4,000円。
30分のボートに4,000円かー…と普段ならちょっと悩むところ。
が、乗り場の案内を見てみると、なんと地域共通クーポンが使えるではないですか!
しかも紙クーポンのみ!(2020.10.13時点)
フェリー乗船時にもらった紙クーポンが5,000円分(1,000円×5枚)、船内のレストランで夕食時に使用したのが1,000円分、残りがちょうど4,000円分。
まさかここで使えるとは思ってなかったけど、ピッタリすぎるミラクル。
もう迷うことなく貸しボートに乗りました。笑
ボートに乗っていざ出発
腰に巻くタイプの救命胴衣を着けてもらって、ボートの漕ぎ方を教えてもらい出発。
首からカメラを提げ、教えてもらったようにオールを漕いで進…もうとするもなかなか思うようにいかない。
ボートって後ろ向きに進むように漕ぐんですね。
水面から上げてオールを後ろへ持っていき、水を後ろから前へかいて後ろへ進む。
曲がりたい時はオールを片方だけ漕ぐんやったか両方を逆向けに漕ぐんやったか、もうすでに忘れてしまってるけどとにかくそんな感じで操舵する。
教えてもらって頭ではわかっていても、いざぶつかりそうになったりすると“えっと、どっちにしたらどっちに行くんやったっけ???”ってなってました。
目の前に広がる感動の光景!
なんとかボートで峡谷へと進み、ようやく積年の思いを果たす時が。
いろんな情報をあらかじめ調べる時にその景色は写真で見て知っていたのですが、やっぱり実際目にすると感動。
やっと来ることができた!という嬉しさもあったのかもしれません。
ボートに乗って出たのが11時過ぎぐらい。
撮っている間にどんどん光が差し込んできて、水がキラキラ光りだしました。
なんとも幻想的な光景が目の前に繰り広げられます。
ぼんやりざっくり、午前中に行けたらなーなんて思いながら向かったのですが、きっと一番いい時間に観ることができたような気がします。(他の時間に行ったことがないのであくまでも推測です)
動画はスマホで撮ったもの。
横位置で撮ればよかった。
キラキラ感、動画でも伝わるといいな。
貸しボートの乗船時間は30分。
たっぷり堪能したのでもしかすると時間オーバーしたかな?と思っていたのですが、あとから写真のExif情報見てみたらちょうど30分ぐらいでした。
短いようで長い、でもあっという間の夢の30分。
悔いを残すことなく満喫しました。
帰り道はのんびりと
行きは先を急いでいたのであまり止まって写真を撮らなかったのですが、帰りはその分のんびりと撮りながら歩きました。
貸しボートに乗らなくてもこのあたりから全景を見て撮ることはできます。
あと到着前の写真のところからも。
でもやっぱり下から見る景色は最高でした。
せっかく行くならボートに乗ってがおすすめです。
遊歩道の対岸に、ブロックを積み重ねたようななんとも不思議な岩がいっぱい。
あとで調べてみたら【仙人の屏風岩】というところらしいです。
水の色もキレイ。
夏場なら青い色がもっとクリアなのかもしれませんね。
アクシデント発生!
写真を撮りつつどんどん歩いていたらどこかで道を間違えたらしく、この写真の上の橋のアーチの右のたもとぐらいまでハアハアいいながら登っていってしまってました。
“あれっ?そういえば行きにこんなところ通ったっけ?”とGoogleマップで確認するも歩いているところは道なき道。笑
慌てて引き返しました。
だいぶ登ったのになー。
また下りて登るという修業が待っていました。
駐車場が遠く感じたのはこのせいもありますね。
そのまま間違えずに戻れていればそれほどでもなかったのかも。
まあそのおかげで見れなかったはずの景色も見ることができました。
なのでよしとしよう。
汗だくになって戻り、車に乗り込むと
10月中旬だというのに35℃の表示。
ま、外気温はそこまで上がってなかったとは思うけど、それでも結構暑かった。
そして次の日に見てみたら…
上がった階数なんと53階!
がんばったわ、あたし。
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