クリエイティブが持つ「理由」を考えたことの話

■はじめに

こんにちは！クリエイターのShinoと申します。
今回もタイトルのことについてまとめてみました。

〈最近の私のワーク〉

■創作には「理由」がある

いわゆる「アート」と呼ばれるものは、自らの内側のものを、作品を通じて表現をするものです。しかし、デザインや音楽などをプロダクトに組み込んだり、ブランディングに使うに当たっては、外側のものから考えた「理由」に基づいて作ることになります。
最近、この「理由」を考える必要がありそうな場面が増えたような気がするのです。

■なぜそのデザインにしたのか？

最近だと、VTuber「戸定梨花」の動画の件が、まさにその「理由」を考えるきっかけになると思います。

今回の件は、日本フェミニスト議員連盟の比較的アグレッシブな行動ばかりが取り上げられますが、確かにVTuberの出立ちも気になりました。
キャラクター名である「戸定」は松戸の重要文化財である戸定邸、「梨花」は名産の果物から引用されています。ここまでしっかりとしたコンセプトがあるのであれば、そのルックスにも何か理由があるはずです。
なぜ臍を出す必要があったのか。なぜ揺れるほどのサイズの胸にする必要があったのか。なぜスカートの丈を極端に短くする必要があるのか。
受け取り手側の解釈に限るのではなく、作り手の意図を知りたいと思いました。

動画の削除などは世間体などの事情からやむない部分もあると思いますが、「なぜそうしたか」をしっかり理解してもらった上で、別の媒体などでは活躍してもらいたいですね。

今後も、こういった表現物が世間の物議を醸すことはあるはずです。そんな時には、表面的理解だけではなく根拠を汲み取れるようにしたいですね。

Shino