北陸旅行記#2 ① (城端線・富山学会)
3ヶ月前に行ってきたばかりなのですが、学会に参加する為に再び富山に行って参りました。
また、今回は別件で学会直後に姫路に行く用事もあったので、乗車したことのない城端線・越美北線・小浜線・播但線などを利用しながら北陸を巡っていくことにしました。
記事は以下の内容で7分割しています。
◇乗車経路
(9/19) 大宮→富山→高岡→城端→高岡→富山
北陸新幹線・あいの風とやま鉄道線・城端線
(9/22) 富山→金沢
北陸新幹線
富山入り・城端線
ということで新幹線を利用して 9:28 富山駅に到着。
2年前に来た時はまだ整備中でしたが、北口はすっかり綺麗になっていました。
今日は前入りでする事もないので、富山のローカル線である城端(じょうはな)線に乗りに行きます。
城端線は高岡駅から富山県南部の城端駅までの約30 kmを結ぶ路線です。
北陸本線が並行在来線として第3セクターに移管されてから、城端線は氷見線以外のJR路線と繋がっていない状態になっており、あいの風とやま鉄道に移管することが現在検討されています。
9:42 発の高岡 行に乗りたかったのですが、スーツケースを入れるコインロッカーが空いてなかった為仕方なく乗車を見送り、宿泊予定のホテルに荷物を預けに。
続く10:13 発の高岡行に乗車。
あいの風とやま鉄道に乗るのは初。
20分ほどで高岡駅に到着。
ホームはかなり長いのですが、奥までは進めないようになってました。
かつて長大編成の優等列車が停車していた名残りでしょうか。
現在は無用の長物となってしまった長いホームは日本各地に見受けられますが、何だか寂しい気持ちになります。
コインロッカーのせいで列車を乗り過ごした為、高岡駅で30分ほどの乗り換え時間が発生。
そんなに本数の多くない城端線ですが、島式ホームが丸ごと与えられている様です。
列車はお馴染みキハ40、1両です。
地方に行けば何処でも見られる印象の車両ですが、実は東北地方で定期的に走っているキハ40は既に存在しないらしいです。
発車20分前でしたが、既にそれなりの人が乗ってました。
10:59 高岡駅を出発。
最初はそれなりに人がいましたが、どんどん各駅で降りて車内は閑散としてきました。
ローカル線あるあるですね。
駅名標が何故か外に設置されています。
石黒駅は無いようです。
城端
12:04 城端駅に到着。
約1時間ほどの乗車でした。
国鉄時代のものなのでしょうか、ホーロー看板の駅名標が良い味出してます。
最終的にここまで来たのは私と鉄道マニアらしきサラリーマン1人のみ。
終着駅です。
この先に線路は伸びていません。
ラッセル車でしょうか。
城端は富山の内陸部に位置するので、冬は結構雪が積もりそうです。
折り返し列車まで40分ほど時間があるので、街を散策します。
雪国特有の赤茶色に汚れたような道路。
消雪パイプから出る鉄分が酸化してこのような色になる様です。
国道から少し外れると雰囲気の良い住宅街が。
突然現れた笑っちゃうくらい急な坂道。
きつい。
15分ほど歩いて目的地の善徳寺に到着。
とても立派な山門があります。
勅使しか通れない式台門。
菊花紋が付けられています。
本堂にお参りした後、御朱印を頂きに。
社務所に入るとありがたいことに冷たいお茶を出してくれました。
折り返し列車の時間が差し迫っているので急足で引き返します。
先程乗車した列車で高岡へ戻ります。
市内散策
14:01 富山駅に戻ってきました。
仙台からやってきた研究室のメンバーが、これから市内を散策するらしいのでそこに合流。
実は私はまだ昼食を食べていないのですが、「世界一美しいスタバ」と名高い富山環水公園店に行くらしいのでついていきます。
学会が開催されるということもあり、私達と同じようにスーツを着た大学生を多く見かけました。
このスタバが世界一美しいかどうかは疑問です。
富岩運河環水公園の象徴的な橋、天門橋から街中を臨む風景。
そんなこんなで時刻は15時過ぎ、ホテルのチェックインが可能な時間になったので、ホテルへ向かいます。
今回泊まるオークスカナルパークホテル富山。
駅から徒歩数分で、ホテル前には路面電車の停留所もあるという好立地。
先輩と一緒に少し学会の発表練習を行った後、19時前位に街中に繰り出し、富山大学で同様の研究を行っている研究室の学生との飲み会に参加しました。
その後、何人かは2次会へと消えていきましたが、私は翌日の学会に備えて後輩と一緒にホテルへと帰りました。
私は飲み会があまり得意ではないので、1次会が終わったら速攻帰る後輩が1人いるのは結構心強いです。
学会
学会1日目は同期と先輩と寿司屋へ。
私の学会発表を全面的にサポートしてくれた先輩へのお礼として寿司をご馳走しました。
回転寿司以外の寿司屋に来る機会はあまりないので、めちゃくちゃ美味しかったです。
2日目は私の発表を無事に終え、研究室での飲み会。
やっと肩の荷が降りました。
学会会場である富山大学までは路面電車で通っていましたが、学会参加者で行きも帰りも一杯で疲れます。
橋の上を路面電車が走っているのが不思議な感覚です。
3日目は16時過ぎに学会を終え、富山最後の飯として富山駅内のブラックラーメン店へ。
金沢へ
そんなこんなで4日間お世話になった富山を去ります。
今回3回目の訪問となる富山でしたが、やはり4日間も街に滞在すると1泊の旅行とは違った街の雰囲気を感じられますね。
研究室メンバーのほとんどは仙台に直帰するようですが、冒頭に記したように私は姫路に行かなくてはならないので金沢方面に進みます。
東京方面は学会参加者で混雑していましたが、金沢方面は空いていました。
あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道に乗りたい気持ちはあったのですが、交通費精算の関係で新幹線経由の乗車券を取ってしまっているので、富山ー金沢の短い区間ですが新幹線に乗車。
18:43 金沢駅に到着。
この日は金沢で1泊し、翌日より姫路を目指して進んで行きます。
②へ続く・・・
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