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九州旅行記 ② (東京→新山口)
寝台特急サンライズ出雲
2022年3月10日、静岡県富士市辺りで日を跨いだ。移動する車内でのシャワーは中々新鮮だった。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74579139/picture_pc_c71a6faa7569ddd871768931af2d1610.jpeg?width=1200)
朝4時過ぎに大阪駅を通過。始発前なのでホームは閑散としている。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74580159/picture_pc_b63dee7d6f0f8c4a6615e90b1370ff49.jpeg?width=1200)
6時半頃、定刻より数分遅れで岡山駅に到着。ここで四国へ向かうサンライズ瀬戸を切り離すのでそれを見学しにいく人が多いが、私はとりあえず東京駅で撮っていなかった列車の頭を撮りに行った。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74580948/picture_pc_602e2761587fb699bbb42b52dde2fba3.jpeg?width=1200)
倉敷駅付近を走行中に日の出。
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列車は約10分の遅れで米子駅に到着。今日の行程的にはこのまま列車に乗ってても良いが、特急やくもに用いられている国鉄型の車両が引退すると聞いたので、特別思い入れがある訳ではないが野次馬精神で乗っておくことにした。
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松江観光
松江駅には朝の濃霧の影響により30分以上遅れ10:10頃に到着。コインロッカーに荷物を預けて観光に繰り出す。
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バスで駅から約10分、松江城に到着。天守閣に向かう前に敷地内の松江神社に参拝する。
最近は城を訪れた際に御城印なるものが貰える場所が多いが、城にはこのように付近に神社がある場合が多い気がするので、私はここを参拝して御朱印を頂くことでその代わりとしている。
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国宝に指定されている五城の一つだけあって、天守閣は厳かな雰囲気を醸し出している。
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天守閣内は他の城などと同様に博物館のようになっており、松江城の特徴などを学ぶことができる。
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頂上からは松江の街並みと宍道湖を眺めることができる。自分が訪れた城の中では、湖や海が見える所は無かったので新鮮だった。
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続いて興雲閣へ向かう。この建物は明治天皇を迎える為に作られたらしく、作りが細部まで拘られている。
本来は小泉八雲記念館なども訪れる予定だったが、列車の遅れにより時間に余裕がなくなった為松江駅に戻る。
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竹島は島根県隠岐の島町に属しているようで、駅前には領有を主張する碑が立っている。
昼食は松江駅から徒歩15分程度の「鯛や」というお店でいただく。松江は鯛めしが有名と聞いたので、これを食べられるお店を予約しておいた。
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特急スーパーおき
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昼食後は松江駅でお土産を物色し、14:36発のスーパーおき5号に乗車する。
この列車は鳥取駅と新山口駅の約380kmを結ぶ長距離特急である。松江駅からの乗車ではあるが、3時間半以上の長時間乗車となる。
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列車内では駅で買った松江銘菓の若草などを食べながら山陰本線の車窓を眺める。
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18:19 山口駅に到着。ホームからは民家などが見え、とても県庁所在地の中心駅とは思えない。
ここから歩いて山口の国宝である瑠璃光寺の五重塔に向かう。
山口散策
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道中は暗く不安になったが、なんとか着くことが出来た。この五重塔を含む公園は常に解放されており、夜はライトアップが行われている。
水面に映る塔が美しく、今度は是非日の出ている時間にも訪れたいと感じた。
じっくりと塔を眺めた後は山口駅に帰る。今日の夕食は駅弁で済ませようと思っていたが、道中に「バリそば」なる山口のB級グルメを提供している店があったので入ってみた。
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味は長崎の皿うどんと同じ感じだった。正直好みでは無かったが、旅行では不足しがちな野菜をたっぷり食べることが出来たので良かった。
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山口駅に戻るとJR西日本ではよく見られるたらこ色のキハ40が停車していた。初めて見た時はこんな古そうな車両がまだ走っていることに驚いたものだ。
山口線の列車はこの山口駅発着の列車が多く、新山口ー益田駅を全線走破する列車は僅かである。
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そして本日の宿泊地である新山口に到着。こちらは山口市の玄関口となる新幹線停車駅で立派な作りだが、やはり閑散としている。
3日目に続く・・・
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