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物語「星のシナリオ」

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人生の案内猫と出逢った少年の、星のシナリオを思い出す物語。 星読みをする中で得てきたこと、私自身が人生の探究で得た応え…人生は魂たちの壮大なあそび…それらをベースに書いた創作の物…
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#人生の目的

物語「星のシナリオ」 -5-

「じゃあ、よろしくね」 母さんにそう見送られてボクは家を出た。すぐ近くに住むおばあちゃん…

石澤信乃
1年前
4

物語「星のシナリオ」 -6-

「ってことは、やっぱりあれは夢じゃないんだ!」 「にゃ〜」 「きみ達もあの猫みたいに星の…

石澤信乃
1年前
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物語「星のシナリオ」 -7-

「おばあちゃんは?おばあちゃん何でここにいるの?」 「こういう役も必要だろ」 「にゃ〜」…

石澤信乃
1年前
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物語「星のシナリオ」 -8-

その日の夜は、たくさんの人たちがおばあちゃんの家に集まってきた。 美味しそうな料理やお菓…

石澤信乃
1年前
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物語「星のシナリオ」 -11-

〜運命のバトンを受けとる〜 おじいちゃんが生きていた頃に一度だけ入ったことがあったその部…

石澤信乃
1年前
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物語「星のシナリオ」 -12-

「金星星座は、あなたの魅力を教えてくれます。それぞれの星座は今回の人生で演じる、あなたの…

石澤信乃
1年前

物語「星のシナリオ」 -13-

いつかの夜と同じだった。ボクのもとに来た猫は、ヒョイっと空へ向かってステップを踏み、導くようにして振り返って言った。 「ほら、今日もきれいな虹がかかってる」 「あの星の世界へ案内してくれるの?」 「にゃ〜」 鳴き声につられて見上げた夜空には、ボクが生まれた時と同じ、消えゆく月が輝いていた。 そうしてまた、猫の後ろに続いて虹を渡り、はっきりとした意識の中で訪れた星の世界は、やっぱりあの時と同じように、楽しそうなエネルギーに満ちていた。 ただただ遊びに行く計画をたてている

物語「星のシナリオ」 -14-

「現実の世界で体験を楽しむために、みんなそれぞれの設定を決めて生まれていくんだ。それは単…

石澤信乃
1年前
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物語「星のシナリオ」 -15-

「ハートで感じるんだ」 猫はその時、言葉じゃない何かでそのことを伝えてくれていたんだと思…

石澤信乃
1年前

物語「星のシナリオ」 -29-

「ねえ見て。きれいな色でしょう」 ボクに気付いた母さんが近づいてきて、いつになく穏やかな…

石澤信乃
1年前

物語「星のシナリオ」 -44-

「にゃ〜」 ドアを開けるのはキミの役目。まるでそんなセリフを言うようにシロがないた。 「…

石澤信乃
9か月前