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フォトセット「傘:Umbrella(s)」公開

ウェブサイトに新しいカテゴリー「Photo Sets:フォトセット」を追加しました。まず最初に公開するのは「傘」。もう、とことん、「傘」のある光景。楽しんでいただけると嬉しいです。

テーマを持って撮り続けているプロジェクトが「On Going:オンゴーイング」。完結したものは「Photo Essays:フォトエッセイ」。旅先での記録は「Trips:撮影紀行」に。そして、今回新たに追加した「Photo Sets:フォトセット」には、アーカイブから一つの要素を主題にまとめたものを公開して行きます。

いままでフォトセットを一般公開したことはなかったんだけど、実はかなりの数のセットがPDFポートフォリオとして保存してある。各紙のフォトエディタ(日本の場合は基本的に編集者から。海外ではライターと編集とは別に写真に対して決定権を持つフォトエディタがいて、企画に沿った写真を選び写真家と連絡を取り合う。Timeなら彼、Guardianは彼女、Liberationなら、NYTなら彼女)から「今企画してる記事に○○(人物や場所)撮れる?」という撮影依頼とは別に、「シン、今こんな記事書いてるんだけど富士山の写真見せて!」という連絡も入る。

桜、都会の夜、車、電車、笑顔や哀愁、などなど。その記事の挿絵として使えるものがないか「チョット、チョットチョット待ってて。すぐ送るよ」と相手が希望する要素の「入った」、またはそれが「みえる」写真を急いでまとめて見やすいように一覧をPDFで送る。掲載希望写真の高解像度版へのリクエストが来たら改めて価格交渉に入る。基本フィーは既に各紙のエディタが把握してるから、あとは例えば、「その数なら複数点レイアウトとしてページ単価でいいよ」、「その数なら写真単価で計算してちょうだい」など。これが「記事に添った写真をストックフォト的に提供する」というフリーランス写真家として収入源の一つになる。

そんな要素ごとにひたすら集めてまとめてあったものをある程度絞って徐々に「フォトセット」に公開していく予定なので、付き合いのあるライター、エディタに「日本にこんな写真家いるんだよ」と名刺代わりに紹介していただけたら嬉しいです(エディタの皆様、あえてシンの写真を使う。いつも有難うございます、そしてこれからもよろしくお願いします)。

初めて作ったカテゴリーだったので、ストリートフォトの「見せ方」とはまた違った意味がこのフォトセットの公開にあることを書いてみました。それでは今回の「傘」から「ノート10」。公開したリンクをぜひシェアしてやってください。

今、日本のとあるメディアからの特集依頼で、インタビューを受けているところ。どんな記事になるのか、いやいや楽しみです。

葬式 増上寺 東京 2010/10
景福宮 韓国 ソウル 2011/6
東京 田町 2012/3
東京 芝公園 2013/4
鎌倉 雪ノ下 2014/2
大雪の日 鶴岡八幡宮 鎌倉 2014/2
横須賀 ヴェルニー公園 2014/5
妙本寺 鎌倉 2015/3
大雪の日 東京 芝公園 2018/1
箱根 仙石原 2018/7

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