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フランス王太子に求婚するイングランド王

X(旧Twitter)から転載。


イングランド王ヘンリー五世が、シャルル七世(王太子15歳)に送った手紙のくだりをざっくり翻訳してたら内容が…!!

時期的には、ブルゴーニュ無怖公がクーデター起こして、王太子がパリ脱出した後。



手紙の内容についてもう少し詳しく書くと…

ヘンリー五世(31歳)は「ブルゴーニュ公をパリから追い出して帰還したいでしょ?」と言って英仏の和平と武力支援を持ちかけ、「大使を送って長時間話し合っても無意味だと思う。でも、私たちが二人きりで会って直接話せばすぐに合意・支援するよ。私は熱烈に王太子を口説くからそのつもりでね☆」みたいなことを言っています。

一説によると、ヘンリー五世は初恋のイザベル王女(シャルルの長姉)が忘れられなくてカトリーヌ王女(シャルルの一番下の姉)に求婚してたらしいですが、まさか末弟も狙っていた?

念のため、訳語候補を出してみた。



求婚、求愛、言い寄る、口説く

やっぱりだめだった😂
あかんわー、リッシュモン激おこ案件ですわー。

カクヨムにて『7番目のシャルル、聖女と亡霊の声』第六章〈救国の少女〉編、本編2話目まで更新。

あらすじ:不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。
フランス史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリから逃亡。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりのフランス王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。


自著の紹介

既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』

2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。

新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』

ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。

web小説『7番目のシャルル』シリーズ

シャルル七世が主人公の小説(少年期編青年期編)連載中。


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