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ボコボコにけなされても推し活をやめない

時間もネタもないので、X(旧Twitter)から再掲。


偉い人にボコボコにけなされてもシャルル七世推しをやめない!!😂

誤解を招きそうなので補足すると、けなされたのは当方の創作・翻訳ではなく、歴史上のシャルル七世です。
世間一般のシャルル七世評はあいかわらず「ジャンヌ・ダルクを見殺しにした無能な恩知らず」で、その辺はもう諦めついてるんですが、そこそこ権威ある人から旧態依然のイメージのままフルボッコでけなされているのを見かけて、むしょうに悲しくなってしまいました。なぜ、実在した人物をそこまで悪しざまにののしることができるのだろう。😢

悲しいと同時に、腹の底でくすぶっているエネルギーに火がついた(気がする)。

小説執筆にしろ、翻訳・書籍化作業にしろ、推し活エネルギーは好き感情だけではなく、世間一般の悪評に対する反骨精神もあるのかもね。

ある意味、ジャンヌさんの行動も、シャルル七世に対する究極の推し活といえる。田舎の少女がシノンまで会いに来たのもすごいけど、異端審問でも火刑直前でもまったくブレなかった(裁判記録によると、自分が有罪・処刑されることよりシャルル七世を悪く言われることに怒っている)あの子はすごい!



自著の紹介

既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』

2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。


新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』

ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。


最新作:『シャルル七世とその重臣たち』

アレクサンドル・デュマの初期の戯曲(全五幕の悲劇)を翻訳しました。


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