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5月23日:ジャンヌ・ダルクが捕らわれた日

本日5月23日は、ジャンヌ・ダルクがコンピエーニュ包囲戦で捕らえられた日。
1430年だから594年前ですね。

コンピエーニュ包囲戦(コンピエーニュほういせん、英語: Siege of Compiègne)は、 1430年5月23日にフランス・コンピエーニュで起こった、フランス王国とイングランド王国・ブルゴーニュ公国連合軍の戦いである。連合軍の攻撃からコンピエーニュを守りきったフランス軍の勝利に終わったが、フランスのジャンヌ・ダルクが郊外の小競り合いでブルゴーニュ派の捕虜となったため、彼女が参加した最後の軍事行動になった。包囲戦自体は小規模なものだったが、百年戦争におけるフランスの救世主で最もカリスマ性のある指揮官だったジャンヌの喪失は、政治的にも軍事的にも大事件だった。

コンピエーニュ包囲戦 - Wikipedia


日本語版Wikipediaの解説だと1日だけの小競り合いに読めますが、実は…


フランス版Wikipediaのコンピエーニュ包囲戦


実際は、5月20日〜10月28日まで続く長期戦です。

交戦勢力も、英vs仏ではなくてフランスvsブルゴーニュと表記されています。

5月23日はジャンヌがつかまった日なんですけれども。
Wikiにしろ他の媒体にしろ、日本では「コンピエーニュ包囲戦」をこの1日しか取り上げない。ジャンヌ・ダルク以外の部分は省略されて、ほとんど見ることがないんだよなあ…。



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