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外国人の名前を日本語表記する時の「・」や「=」の使い方
自分のための備忘録。
外国人の名前を日本語表記するときに見かける「・」や「=」の使い方について。
外国の人名で「ハイフン(-)で繋げた複合名」を日本語化する時、日本語の特性上、伸ばし棒(ー)と間違えるのを避けるために二重ハイフン(=)にするルールですが、等号(=)で代用可能です。禁止事項ではありません
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) July 28, 2023
(1/n)
外国の人名で「ハイフン(-)でつなげた複合名」を日本語で表記するとき、日本語の特性上、伸ばし棒(ー)と間違えるのを避けるために二重ハイフン(=)にするルールがありますが、これは等号(=)で代用可能です。
これは、禁止事項ではありません。
書籍化などで横組み→縦組みに直すとき、二重ハイフン(=)は自動で縦書きにならないので、全角の等号(=)使ってくれた方がむしろ助かります
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) July 28, 2023
例
✅Jean-Luc Godard → ジャン=リュック・ゴダール
✅Marie-Antoinette d'Autrich → マリー=アントワネット・ドートリッシュ
(2/n)
webコンテンツは横書きが基本ですから、
二重ハイフン(=)でも、等号(=)でもそれほど見た目が変わりませんが。
例えば、webコンテンツからの書籍化などで、横組みから縦書きに変わるとき、DTPオペレータとしましては…
二重ハイフン(=)は自動的に縦書きになってくれないので、手間がかかります。全角の等号(=)を使ってくれた方が、むしろありがたい。
表記の例
Jean-Luc Godard → ジャン=リュック・ゴダール
Marie-Antoinette d'Autrich → マリー=アントワネット・ドートリッシュ
名前の表記ルールについて、もう少し詳しくいうと
名前とミドルネームと姓の区切りは、中黒(・)で
複合名は二重ハイフン(=または=)で
上の例だと「マリー=アントワネット」は繋がっている名前(複合名、ミドルネームではない)で、「ドートリッシュ」が姓になります。
✅名前とミドルネームと姓の区切りは中黒(・)
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) July 28, 2023
✅複合名は二重ハイフン(=または=)
上の例だと「マリー=アントワネット」は繋がっている名前(複合名、ミドルネームではない)で、「ドートリッシュ」が姓です(3/n)
自著の紹介
既刊:デュマ・フィスの未邦訳小説『トリスタン・ル・ルー』
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念にリリースしました。
Kindle版(電子書籍)とペーパーバック版があります。
新刊:『十九世紀の異端科学者はかく語る』
ジョン・ラボック著『The Pleasures of Life』第一部を翻訳・書籍化しました。訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
web小説『7番目のシャルル』シリーズ
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